約 4,015,949 件
https://w.atwiki.jp/lord_of_vermilion/pages/341.html
LOVNET -- (名無しさん) 2008-12-31 11 11 06 LOVNETはPCでできますか? -- (名無しさん) 2008-12-31 11 11 37 未だにauアイテム未対応なのは■eがbrew解読できない糞集団ということですか。Javaベースのはずなんだけどな。 -- (名無しさん) 2009-01-16 10 12 07 brewni -- (名無しさん) 2009-02-18 01 42 55 JavaとBREWは互換性低いらしい。やはりアプリ使い回しできないのはきついね。ただ、auユーザーは多いから頑張ってほしいなぁ -- (名無しさん) 2009-03-26 22 03 18 auに機種変sitekara -- (名無しさん) 2009-05-03 00 04 46 ギルドでも戦績と詳細見れるらしいけど、ギルドで見れる過去戦績はプレイヤー情報の過去戦績と同じ数だけなんですかね?あの数よりもっと見れたらいいなぁと -- (名無しさん) 2009-05-20 13 18 06 ギルドってLOV NETの会員になってない人もギルドに入れられるの? -- (名無しさん) 2009-05-20 17 14 43 ギルドでも戦績と詳細は、プレイヤー情報の過去戦績と同じ数(過去最新10戦)です。現在のギルド(β)はLoV.net独自の機能となっているので、多分LoV.net会員になっていないとギルドに入れないと思われます。 -- (HerMit) 2009-05-20 21 51 53 ↑返答有難うございます。同じ10戦だけかぁ・・・・まぁそんな気はしてたけど残念 -- (名無しさん) 2009-05-21 00 00 25 iphoneには対応する予定ありませんかそうですか -- (名無しさん) 2009-06-27 20 10 22 ICカードを紛失したから再発行したんだけどいつまでたってもデータが復元されない、なぜ? -- (名無しさん) 2009-08-04 23 41 06 BREWはどちらかと言うとC++のような。。。 -- (名無しさん) 2009-08-17 00 10 39 auだけど、装飾品買えないのでサールいらねー。同じサービスじゃないのに同額ってどうよ。 -- (名無しさん) 2009-08-17 00 13 31 サールがいらないんじゃなくて装飾品がいらないのでは? 俺もauだが倉庫だけで十分満足してる。 -- (名無しさん) 2009-08-17 01 53 58 いや、装飾品はいる。主が脆すぎる。倉庫なくてもいい。5個あれば十分。月額下げるか同じサービスを提供してくれ。 -- (名無しさん) 2009-08-18 11 18 02 月額ぐらい下げて欲しいよなー… auユーザーはツラすぎる -- (名無しさん) 2009-08-20 21 37 20 スクエニはなぜユーザー数の多いauに対応しないのか?au側が悪いんだろうか。 装飾品あるのとないのとでは結構差がつくんだけど。 -- (名無しさん) 2009-08-26 13 45 31 ↑むしろ差がついちまう装飾品なんてシステム自体おかしい。 -- (名無しさん) 2009-08-26 16 05 12 そして、他キャリアの対応機種が見れないのが仕様だと。 auから変更する際は購入予定の携帯が対応しているか問い合わせて下さい。 明らかに仕様バグだろ。 -- (名無しさん) 2009-08-26 17 01 18 auユーザだが、いま見たら「道具屋」追加されてたよ。 チートできるよ。よろこべauユーザ。 -- (名無しさん) 2009-08-27 12 39 08 ↑社員乙 -- (名無しさん) 2009-08-27 19 58 42 ↑皮肉って言葉は知ってるかな、ボク? -- (名無しさん) 2009-08-27 20 20 20 ↑おまえ挑発すんのやめれ -- (名無しさん) 2009-08-27 23 13 03 これでようやく装飾品が買える。 -- (名無しさん) 2009-08-27 23 20 09 auユーザーのおれには嬉しい。 びみょうに時期悪いが…… -- (名無しさん) 2009-08-27 23 44 59 まあ正直auユーザーの道具屋利用可が今更?ってのはある。 -- (名無しさん) 2009-08-28 08 04 37 社員なら上のwiki本編を編集しろよ。と時間差ツッコミ -- (名無しさん) 2009-10-02 18 14 10 ◆5.NESYS関連設定 1.アカウントデータの変更 ってどこまで変更できるんスか? -- (名無しさん) 2009-10-10 23 43 13 ってか、モバイルオンリーってどうよ。ステータス詳細確認できるのが・・・ -- (名無しさん) 2009-10-30 07 12 51 ケータイ持ってない奴のことを考えてくれ… -- (名無しさん) 2009-11-04 21 03 26 いろいろと読みたいんだよ!!!(笑) -- (名無しさん) 2009-11-04 21 04 13 うちの携帯全角英字がうてないから登録できない・・ -- (名無しさん) 2009-11-24 22 31 45 ↑亀だが「えー」と打って変換すると「A」が出てくるのもあるよ -- (名無しさん) 2009-12-21 20 14 34 ウィルコムユーザーの自分涙目です -- (名無しさん) 2010-05-09 23 57 41 スナホユーザーのことも・・・ -- (名無しさん) 2010-09-08 23 19 27 Androidならガラパゴスブラウザーとかで見れるのか誰か検証した? -- (名無しさん) 2010-11-05 12 33 18 もしかしなくてもiPhone涙目? -- (名無しさん) 2010-11-17 08 19 25 ガラパゴスムリっぽいっすね… -- (名無しさん) 2011-04-09 19 34 16 対応させる気あんのか? -- (名無しさん) 2011-10-31 08 30 55 iPhone・・・・ -- (名無しさん) 2012-03-23 00 28 14 スマホではlovネット登録できないの? -- (あえ) 2012-04-29 08 09 43 iPhoneェ… -- (名無しさん) 2012-12-19 00 05 13
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/331.html
350 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/01(金) 23 14 01.01 ID o1W+B1Nj0 外は戦火に包まれている。 俺は、誰かの背中にただただおぶさっている。その背中は火薬の匂いがした。 後ろを振り返ると、両親がいた。手を伸ばそうと思っても、腕に力が入らない。 優しい母の姿と、逞しい父の姿は、やがて見えなくなった。 『・・・・・・さん、男さん!!』 俺「っ!!・・・・・・はぁ、・・・・・・はぁ」 サーニャ「俺さん・・・・・・」 ミーナ「良かった・・・・・・目を覚ましたのね」 エイラ「まったく・・・・・・サーニャに心配かけさせやがッテ」 次第に、記憶がよみがえってくる。 俺「あれ・・・・・・あぁ、そうか」 351 :修正忘れ\(^o^)/[sage]:2010/10/01(金) 23 18 48.10 ID o1W+B1Nj0 俺「あはは・・・・・・、美女に囲まれてるもんだから、天国にでも来たのかと思っちゃいましたよ」 ミーナ「はぁ・・・・・・、今はそんな冗談言ってられる状況だと思いますか?」 中佐はそんな事を言っているが、サーニャさんとエイラの二人は頬を朱に染めている。 ミーナ「私は別にあなたを咎めるようなことはしません。寧ろ責任は私にあります」 俺「そんなこと、気にしなくてもいいですよ。俺が勝手にやったことですから」 ミーナ「でも、許可したのは私です」 俺「許可がなくても、やってましたよ。俺は」 ミーナ「・・・・・・とにかく、今はゆっくり休んでください。難しいことを考えるのは、 こっちの仕事ですから。あ、それと」 ミーナ「バルクホルン大尉には、ちゃんとお礼言っておくこと」 俺「・・・・・・?」 そういって、ミーナ中佐は部屋を出た。 352 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/01(金) 23 23 58.19 ID o1W+B1Nj0 サーニャ「良かった・・・・・・ほんとにっ・・・・・・よかっ・・・・・・グスッ」 心配かけて済まない、と謝る代わりに、ベッドの脇に顔を埋めて泣く彼女の頭を撫でた。 エイラ「あ、サーニャ・・・・・・。オイオマエ・・・・・・、サーニャを泣かせた罪は大きいカラナ」 俺「・・・・・・ごめんな」 それは、サーニャさんにも、エイラにも向けた言葉である。 俺が素直に謝ったことが想定外だったのか、エイラは明らかに戸惑っていた。 エイラ「なっ、え、えっと、ま、まあ、今回は、私も助けられた身だから、ナ。ソノ、なんていうカ」 サーニャ「グスッ・・・・・・ふふっ」 サーニャさんもベッドから顔を上げ、なにやら戸惑っているエイラの様子を見て笑っていた。 353 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/01(金) 23 27 58.48 ID o1W+B1Nj0 サーニャさんが笑っているのを見て、安心したのか、恥ずかしく思ったのか、 エイラは一つ咳払いをしてこう言った。 エイラ「ゴホンッ、・・・・・・ナァ、オマエ、あの時何したんダ?」 サーニャさんは、そんなことを聞いてもいいのかと困惑しながら、俺とエイラの顔を交互に見ていた。 俺「ん・・・・・・、まあ、あれが俺の固有魔法みたいなものかな」 エイラ「アレガ・・・・・・オマエの固有魔法?」 俺「ああ、ネウロイの動きをコントロールする。・・・・・・勿論、こちらの消耗も激しいけど」 エイラ「ソンナ・・・・・・」 354 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/01(金) 23 31 56.70 ID o1W+B1Nj0 俺「・・・・・・厳密に言えば、ネウロイのコアをジャックするんだ。 だからコアを持たない子機のネウロイは直接操ることはできない。親機を通して操ることになる。 当然、ネウロイが大型になるほど消耗が激しくなる」 サーニャ「じゃあ、これからはもっと・・・・・・」 俺「ああ、そうなるかな。でも、使うたびに倒れてしまうほど俺も軟弱じゃないからね。 言い訳させてもらえば、あの能力を使ったのは久しぶりだったし、加減を誤ったのかもしれない。 というか、あの時の使い方は本来の使い方とは異なるからね。 どちらかといえば、俺がネウロイの動きを止めている間に僚機に撃墜してもらう、って感じだから」 355 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/01(金) 23 34 10.82 ID o1W+B1Nj0 エイラ「ソレナラ、私たちがもっと頑張らないとナ」 その言葉に、サーニャさんも力強く頷いた。 俺「・・・・・・頼もしいよ」 すると、部屋の扉からコンコンと音が聞こえ、勢いよく開かれた。 バルクホルン「む・・・・・・」 エーリカ「やっほー」 エース二人のお出ましである。 356 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/01(金) 23 36 25.99 ID 8NPAinQT0 ④ 357 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/01(金) 23 38 01.85 ID o1W+B1Nj0 エーリカ「二人ともここにいたんだー」 サーニャ「あ、うん・・・・・・」 そういえば。と、ミーナ中佐に言われたことを思い出した。 あの状況のあとで、謝っておけと言われれば、何があったのかは大体分かる。 俺「あの、バルクホルン大尉」 俺「迷惑をかけてしまって、すみませんでした」 バルクホルン大尉は表情を変えずに、 バルクホルン「何故謝るんです、寧ろ謝らなければいけないのはこちらです。 ・・・・・・私たちの力不足のせいで、男少佐に無茶をさせてしまいました。 申し訳ありません・・・・・・」 そんな風に謝られると、どんな顔をしていいのかわからない。あと、少し苛々来た。 358 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/01(金) 23 51 23.96 ID D8rG17u+0 支援 359 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/01(金) 23 56 55.07 ID 7FY6XdYO0 4 360 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/02(土) 00 01 04.97 ID eMBv2Eau0 新しいの書き始めようとしたけどなんか浮かばないわ 361 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/02(土) 00 09 50.17 ID SlJwh4ox0 4 ところで、おんぶするなら 誰をおんぶしたい? 362 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 00 09 50.67 ID IjXIRKGl0 俺「いえ、あれは自分で勝手にやったことです。それに、そんな風に謝られると こっちも反応に困りますね」 バルクホルン「・・・・・・申し訳ありません」 エーリカ(こんなトゥルーデ見るのは初めてかも・・・・・・) 俺「あと、重くありませんでしたか?」 バルクホルン「・・・・・・これでも、私は武器よりも、貴方よりもずっと重いものを背負っている」 この人とは、意外と話せるかもしれない。 俺「なるほど、ね・・・・・・」 俺「背負えるものがある貴方が、羨ましい」 バルクホルン「何も背負っていない者などいないのですよ。男少佐」 俺「ふふふ・・・・・・違いない」 363 : 361おんぶされて恥ずかしがってるお姉ちゃん可愛い[sage]:2010/10/02(土) 00 12 01.29 ID IjXIRKGl0 少しの沈黙が訪れ、その沈黙を世界でもトップクラスのウルトラエースが破る。 エーリカ「ねぇねぇ、一つ質問があるんだけど」 大体、予想はつく。 俺「なんです?」 エーリカ「あの時何したの?」 バルクホルン大尉は一瞬何か言おうとしていたが、好奇心には勝てなかったらしい。 俺「まあ、エイラにも聞かれたんだけど・・・・・・」 364 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/02(土) 00 15 29.59 ID eMBv2Eau0 リーネ 365 :ナイトウィッチna[さっきさるさん食らったsage]:2010/10/02(土) 00 15 52.79 ID IjXIRKGl0 俺「・・・・・・というわけだ」 エーリカ「ほえー、すごいねー」 バルクホルン「そんな能力を持ったウィッチもいるのか・・・・・・」 サーニャ「あの、私も質問していいですか・・・・・・?」 俺「ん、何かな」 サーニャ「どうして、ネウロイがどこにいるのかがわかるんですか?」 男「ああ、それは俺にも良く分からないんだけど・・・・・・まあ、直感的なものかな。 固有魔法が関係してるんだろうけど」 俺「サーニャさんの固有魔法は、電波を発信・感知してネウロイの場所を特定するものだろう? 俺はそういうのじゃなくて、特に意識しなくても勝手に頭の中に浮かび上がって来るんだよ。 こう言っちゃうと失礼だけど、要はおまけみたいなものなんだ」 366 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/02(土) 00 16 25.76 ID SlJwh4ox0 しえん リーネとお姉ちゃんか。 367 :男→俺 修正忘れは許してください[sage]:2010/10/02(土) 00 20 01.01 ID IjXIRKGl0 サーニャ「おまけ・・・・・・ですか」 ここで何か気の利いた台詞をかけてあげられればよかったのだが、 頭の中に浮かんでくる言葉は、今の彼女には逆効果になってしまうようなものばかりだった。 エイラ「サーニャ・・・・・・」 俺「・・・・・・そういえば、今回発生したネウロイについてのことなのですが」 バルクホルン「・・・・・・ミーナから説明されたよ」 俺「そうですか・・・・・・」 バルクホルン「大方予想はついていたが、当たって欲しくはなかったな・・・・・・」 エーリカ「でも、やることは今までと変わらないでしょ?」 バルクホルン「お前な・・・・・・、そう簡単に片付けられる問題では」 エーリカ「じゃあ、どうするってのさ?」 368 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/02(土) 00 23 07.75 ID MdZUhWcZO 361 天姫 369 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 00 25 00.92 ID IjXIRKGl0 バルクホルン「・・・・・・それは」 エーリカ「もっと警戒態勢を強める?新しく出てきたネウロイの為に新しいものでも開発する? でもそんなことすれば、ウィッチたちの負担は増えるし、開発なんてする時間もないでしょ?」 エーリカ「・・・・・・だから、私たちは今までと変わらない。 ネウロイが来れば、皆を守るために戦うし、来なくなれば、それで万々歳だし」 どうやら、ハルトマン中尉に対する認識を誤っていたらしい。 ただの間抜け、なんて思ってた自分が恥ずかしくなる。 やはりトップクラスのエースとなると、実力だけじゃなく、物事に対する考察も常人とは違う。 エーリカ「ま、トゥルーデの言う通り、流石にそう簡単にはいかないんだろうけど」 {サーニャさんとエイラの二人も、普段は見ないエースの姿に驚いているようだ。 バルクホルン大尉に至っては、口を開けたまま唖然としていた。 370 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 00 30 00.96 ID IjXIRKGl0 再び訪れた沈黙を、今度は自分が破る。 俺「なるほど、ね・・・・・・」 俺「でも、簡単に終わらせる方法もあるんですよ」 ハルトマン中尉は、きっとわかっているだろう。 それ以外の三人は、一体何だという表情でこちらを向いた。 エーリカ「ほほう?」 俺「単純なことですよ。ネウロイが来て困るのであれば、ネウロイが来ないようにすればいい」 エイラ「エ・・・・・・」 バルクホルン「あっははは・・・・・・、確かにそうだ、そうすれば問題なんて全部なくなる・・・・・・くくく・・・・・・」 バルクホルン大尉は、腹を抱えて必死に笑いを堪えていた。 サーニャさんは、そんな様子を見てぽかん、としていた。 371 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 00 35 01.48 ID IjXIRKGl0 俺「まあ、それを決めるのは上の人なんですけどね」 バルクホルン「だが、そうなる日が来るのも近いだろう。このままの状態じゃ長くは持たないだろうからな」 エーリカ「それにしても、俺少佐もそういうこと考える人なんだ。ちょっと意外だったかな」 俺「空想に浸るのは得意ですから」 エイラ(ナンダカ着いていけないゾ・・・・・・) サーニャ(この人達・・・・・・すごいな) 急に、ぐぅ、と大きな音が鳴った。 372 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/02(土) 00 36 07.73 ID SlJwh4ox0 しえん 373 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 00 40 07.31 ID IjXIRKGl0 エーリカ「うあ・・・・・・お腹空いたー。今何時ー?」 バルクホルン「もう19時になるな・・・・・・。俺少佐は、夕食はどうするんだ?」 俺「俺のことは気にしなくてもいいですよ。それに、まだ立って歩けるかどうかすら怪しいから」 バルクホルン「そうか・・・・・・、なら私たちは行かせてもらうが・・・・・・あとで運ぶように言っておこうか・・・・・・」 エーリカ「それじゃ、ゆっくり休んでね」 エイラ「私たちも行くカ」 サーニャ「うん・・・・・・、それじゃあ」 374 :書き溜めが・・・書き溜めが・・・[sage]:2010/10/02(土) 00 45 11.82 ID IjXIRKGl0 少し時間がたった後、再び扉がノックされた。 シャーリー「失礼するぞー」 俺「・・・・・・あんたか」 てっきり宮藤さんが来るものと思っていたが、その予想は見事に外れた。 シャーリー「なんだよーそんな顔して。私じゃそんなに残念か?」 俺「いや、まさかイェーガー大尉が来るとは思わなかったのでね」 シャーリー「失礼な、私だって料理くらいはできる。あと、その呼び方はやめてくれ」 多分、料理くらいできるというのは嘘だと思う。 俺「・・・・・・上官に対してその口の聞き方はなんだ?シャーリー」 シャーリー「そうそう、それでいいよ。あと、互いに裸同士で向き合ったんだから別にいいだろ?」 俺「・・・・・・その言い方はやめてくれ」 375 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 00 50 01.67 ID IjXIRKGl0 俺「・・・・・・っと、あれ」 体を起こそうと思ったが、うまく力が入らず失敗した。 シャーリー「大丈夫か?」 シャーリーに手を貸してもらって、なんとか体を起こすことができた。 俺「・・・・・・すまんな」 シャーリー「どうする?飯は自分で食えるか?」 俺「ああ、それは大丈夫だ」 シャーリー「遠慮しなくてもいいんだぞ?」 俺「是非遠慮させてもらう」 シャーリー「はっきり言うな~、お前」 376 :弾切れ。ちなみに料理はズッパディファッロを想像してくれ[sage]:2010/10/02(土) 01 03 55.41 ID IjXIRKGl0 持ってきてくれた料理を食べようと、スプーンを手に取ろうとしたが、 俺「・・・・・・あれ」 どうやらスプーンさえ握れないらしい。 そして、その様子を見てシャーリーはにやにやとしていた。 シャーリー「だから言ったのに、遠慮しなくていいって」 俺「はいはい・・・・・・すみませんね」 シャーリーはスプーンで料理をすくって、俺の口の高さまで持ってきてこう言った。 シャーリー「ほれ、あ~ん」 その言葉に背くことは、できなかった。 俺「・・・・・・あーん」 377 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/02(土) 01 05 32.43 ID mtP8EWce0 羨ましくて悶え死ぬ 378 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/02(土) 01 07 13.72 ID eMBv2Eau0 おつかれ 379 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 01 07 34.42 ID IjXIRKGl0 スプーンの上に乗った料理を口の中へと運ぶ。 シャーリー「どうだ?」 俺「・・・・・・うまい」 その言葉は、素直に嬉しかったらしい。 シャーリー「そうかそうか。なら遠慮せずどんどん食べてくれ」 その後も、ずっとこんな調子で食べさせられ続けた。 俺「・・・・・・ふぅ、ご馳走さま」 シャーリー「お粗末さま~♪」 食べ終わった頃には、シャーリーはかなり上機嫌になっていた。 520 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 16 48 29.55 ID lTnmvJk60 379から シャーリー「よし、私はもう行くな」 その言葉に、俺は少し冗談めかして、 俺「ああ、ゆっくり休めよ」 と言った。そして、返ってくる答えは予想通りのものである。 シャーリー「お前が言うなよ」 すると、シャーリーはそのまま立ち上がることもなく、言葉を発することもなく黙り込 んでしまった。 俺「・・・・・・?どうし・・・・・・」 た、とまでは言えなかった。 シャーリーが突然顔を近づけてくると思えば、頬に何か柔らかいものが当たった。 521 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 16 53 00.25 ID lTnmvJk60 俺「・・・・・・」 シャーリー「い、今のはサービスだ。そんじゃなっ」 シャーリー「・・・・・・あと、お前、結構いい男だと思うぞ」 俺が呆然としている間に、シャーリーは部屋を出てしまった。 無意識に頬を撫でていた手を、慌てて止めた。 俺「・・・・・・いい男、ね」 俺はベッドに倒れこみ、そのまま目を閉じた。 するとまた、扉がノックされた。 俺(次は誰だ・・・・・・) サーニャ「し、失礼します・・・・・・」 522 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/02(土) 16 55 26.34 ID SlJwh4ox0 おれ、ちょっくらネウロイ化して夜間戦闘してくる! 523 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 16 57 00.51 ID lTnmvJk60 俺「あ、サーニャさん・・・・・・」 サーニャ「あ、も、もしかして、寝てるところ、起こしちゃいましたか・・・・・・?」 俺「いえ、大丈夫ですよ。それよりどうしたんです?」 サーニャ「今日は夜間哨戒は休んでいいって言われたので、ちょっとお話したく て・・・・・・」 俺「そうですか。俺でよければいくらでも相手しますよ」 サーニャ「はい、ありがとうございます・・・・・・」 そう言うと、彼女は黙り込んでしまった。 俺「・・・・・・もしかして、悩み事でも?」 その言葉に、彼女はビクッ、と反応した。いくらなんでもわかり易過ぎる。 524 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 17 01 00.54 ID lTnmvJk60 俺「ステルス型ネウロイについてのことですか?」 サーニャ「・・・・・・はい」 サーニャ「私は今、必要なのかなって・・・・・・」 俺「・・・・・・」 サーニャ「あのネウロイには、私の能力は全く役に立たないし、だからと言って それを補えるほどの戦闘技術も持ってないし・・・・・・」 サーニャ「それに、今は俺さんがいるし、私はもう必要ないんじゃないかなっ て・・・・・・・」 そう言った彼女に、俺は 俺「そんなことないですよ」 と、ありきたりな言葉を返す。 525 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 17 05 00.88 ID lTnmvJk60 サーニャ「・・・・・・でも」 俺「11人、今は俺がいるから12人ですが、全員いてこそのストライクウィッチーズでしょう? なのに、自分は必要ないのではないか、なんて言っちゃいけない」 サーニャ「・・・・・・そうですけど、なら、なんで、なんで」 彼女は震える声で言った。 サーニャ「皆、私に同情するような態度をとるんですか?」 今にも泣きそうな表情を浮かべながら、彼女は続けた。 サーニャ「エイラだって、芳佳ちゃんだって、ミーナ中佐まで、私に同情してるかのように接してくるんですよ? 今じゃ、全然、役に、立たなくなった、私、に・・・・・・」 それ以上は、続けさせなかった。 526 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 17 09 00.25 ID lTnmvJk60 サーニャ「っ・・・・・・」 咄嗟に、彼女を片腕で抱き寄せた。 俺「・・・・・・ごめん」 サーニャ「・・・・・・どうして、謝るんですか?」 俺「・・・・・・・・・・・・ごめん」 サーニャ「どうして、どうし、てぇ・・・・・・」 彼女は、俺の胸に顔を埋めて抑えていた感情を解き放った。 俺は余ったほうの手で、彼女の頭を撫でた。 溢れ出した感情が止まるまで、俺はこうすることしかできなかった。 527 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/02(土) 17 11 43.08 ID eMBv2Eau0 さーにゃん‥‥ 528 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 17 13 00.23 ID lTnmvJk60 サーニャ「・・・・・・ぐすっ」 そのままどれくらいの時間がたっただろうか。 彼女はやがて落ち着き、涙に濡れた顔をあげた。 俺「もう、大丈夫かい」 サーニャ「はい・・・・・・」 腫れた目を手でこすりながら、彼女はそう言った。 俺「・・・・・・もう、自分は必要なのか、とか。そういうことは考えちゃいけない。 そんなことを考えた時点で、君は仲間を疑ってしまっている。 それは君の事を信用している仲間への冒涜だ」 我ながら、何様の立場でこんなことを言っているのだろう、と思った。 サーニャ「・・・・・・はい。すみませんでした。こんなことになっちゃって」 529 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 17 17 00.16 ID lTnmvJk60 俺「残念ながら、俺の胸はいつでもフリーなんでね」 そして、返ってきた言葉は予想外のものだった。 サーニャ「じゃあ、私がもらってもいいんですか?」 俺「・・・・・・勿論。大歓迎ですよ」 サーニャ「ふふっ」 サーニャ「それじゃあ、失礼しますね」 俺「ええ、また明日」 サーニャ「おやすみなさい」 彼女が最後に見せた笑顔をしっかりと瞼の裏に焼き付けて、俺はそのままベッドに倒れこんだ。 530 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 17 19 01.06 ID lTnmvJk60 第三部終了。実はそんなに長くなかったという・・・・・・ 多分第五部くらいで終わるかなwwwww このスレで終わらせるのが目標だったんだが無理そうだなwww 531 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/02(土) 17 22 15.47 ID eMBv2Eau0 おつー 532 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 17 23 44.83 ID lTnmvJk60 347から微妙に変更 加筆 俺 年齢 17歳 誕生日 11月3日 身長 176cm 階級 少佐 使い魔 シベリアオオカミ「セレブラ」(ロシア語で『銀』) 通称「ナイトフォグ」 使用火器 MG42×2 固有魔法『遠隔操作』 ストライカーユニット ノーチヴォルカ(ロシア語で『夜の狼』) ・Mig60に独自の改良を加えたもの。 ・高高度性能はそのままに、速度性能や操縦性が大幅に上昇している。 撃墜数192 不確実撃墜8 協同撃墜32 ・性格は温厚であり、誰に対しても優しく接し、気遣いをすることができる。 戦闘時は冷静に状況を判断し、如何なる状況に置かれても、その冷静さを欠くことはない。 ・戦闘では、ネウロイの数が少なければ積極的に攻める。多いときは固有魔法を駆使してサポートに徹する。 ・オラーシャのモスクワ出身であり、両親はネウロイによる侵攻の際に喪っている。 ・ウィッチに志願したのは他の誰かが自分と同じような目に遭って欲しくないため。 ・専らコーヒー派。 ・実は喫煙者。だが、501に配属されることが決まってからは禁煙している。 ・階級などは気にしないお気楽主義で、バルクホルン大尉や坂本少佐のようなタイプは苦手。 ・朝には滅法弱い。ナイトウィッチになった理由の一つである。 ・普段は一人でいることが多いが、人付き合いが苦手という訳ではなく、部下からも慕われている。 ・ナイトウィッチとしてはかなりの実力を持っているが、本人はさほど気にしてはいない。 ・酒にはかなり強い。 ・瞳の色はアンバー(琥珀色)。狼の目。髪色は灰っぽい白。肌は色白。 ・上官命令にも納得がいかなければ反抗する。但し、無謀なことはしない。 ・仲の良い者には普段とは違う一面も見せることも。 ・女性との交際経験はない。本人はそのことを「男性ウィッチの性」と割り切っている。 だが女性に対しての振舞から、実はあるのでは、と思われることもある。 ナイトウィッチ 第四部へ続く
https://w.atwiki.jp/dnes/pages/30.html
カードのクラスの1つ リーダーはイザベル アークサモナー・エラスムスでカード化されている「エラスムス」のスキンが存在する 固有能力はスペルブーストと土の秘術 またウィッチ専用のカード分類として「土の印」が存在する 「超越ウィッチ」は対低速デッキとして有力であり、常に上位に存在している スペルブーストを始めとした「スペルをプレイするたび」に機能する能力と土の秘術でデッキが分けられる事が多い どちらの場合もプレイは計画性を要求される為、上級者向けのクラス ○「スペルをプレイするたび」に機能する能力 この能力はそのスペルが解決された後に機能する 例えば魔導の力場が存在する時にサモンスノーをプレイした場合、サモンスノーにより出たスノーマンも魔導の力場による修正を受ける 主なデッキ 超越ウィッチ 秘術ウィッチ 冥府ウィッチ
https://w.atwiki.jp/strike_witches/pages/549.html
容量制限のため工事中。今後、(1)分割、(2)修正、(3)追加していく予定です。 ※情報が古いです!(2021/08/09) みんなでストライクウィッチーズ世界のウィッチと関係者の誕生日一覧を作ろう! 発表されたウィッチが誕生月日順で並んでいます。モデルとなった人の氏名も併記してあります。 あなたと同じ誕生日のウィッチはいるかな? このページの目次 登場キャラ誕生日凡例 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 不明扶桑皇国扶桑皇国海軍 扶桑皇国陸軍 扶桑皇国その他 カールスラントカールスラント空軍 カールスラント陸軍 カールスラント・その他 ブリタニアブリタニア空軍 ブリタニア陸軍 民間人 ロマーニャロマーニャ空軍 ガリアガリア空軍 ガリア自由空軍 リベリオンリベリオン陸軍 リベリオン海軍 スオムススオムス空軍 オラーシャオラーシャ陸軍 アウストラリス連邦アウストラリス軍 関連ページまとめwiki 外部サイト 登場キャラ誕生日 公式設定で明らかになっていない者は、元ネタの人(と想定される人)の誕生日を参考にしています。訂正・追加はお気軽に。まとめwiki内に説明のない人物については、キャラクター表および外部サイトをご覧ください。 凡例 m/d ※ 氏名Name 使い魔familiar spirit 所属軍JFW モデル氏名Name生年月日-歿年月日 ※ 公 公式設定 元 元となった実在の人物からの推測 1月 1/6 元 ピエレッテ・ル・グローンPierrette Le Gloan ガリア空軍 ピエール・ル・グローンPierre Le Gloan1913/1/6-1943/9/11 1/10 公 ルチアナ・マッツェイLuciana Mazzei1926/1/10- グレイハウンドGreyhound ロマーニャ空軍504 JFW マッツェイ曹長Mazzei 1/11 公 エディータ・ロスマンEdytha Rossmann (Roßmann?)1925/1/11- キツネfox カールスラント空軍502 JFW エドムント・ロスマンEdmund Roßmann1918/1/11-2004/4/4 1/13 公 クラリッサ・アンダーソンClarissa Anderson リベリオン陸軍 バド・アンダーソンBud Anderson1922/1/13- 1/19 元 エンリーカ・タラントラEnrica Tarantola ロマーニャ空軍 エンニオ・タラントラEnnio Tarantola1915/1/19-2001/7/30 1/25 島田フミカネShimada Humikane imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 1/27 公 西沢義子Nishizawa Yoshiko 扶桑皇国海軍 西澤広義Nishizawa Hiroyoshi1920/1/27-1944/10/26 ウィッチ 6名 スタッフ 1名 2月 2/1 公 諏訪五色Suwa Goshiki キツネfox 扶桑皇国陸軍 川崎航空機 五式戦闘機 2/1 公 山川美千子Yamakawa Michiko1930(?)/2/1- 2/5 元 ジーナ・プレディJeana Preddy リベリオン陸軍 ジョージ・プレディGeorge Preddy1919/2/5-1944/12/25 2/8 元 クリスティアーネ・バルクホルンChristiane Barkhorn クリストル・バルクホルンChristl Barkhorn-1983/1/6 2/8 元 ミニー・ビショップMinnie Bishop ブリタニア空軍 ウィリアム・ビショップWilliam Avery "Billy" Bishop1894/2/8-1956/9/11 2/12 元 ヴェンデリーン・シュレーアWendeline Schröer カールスラント空軍 ヴェルナー・シュレーアWerner Schröer1918/2/12-1985/2/10 2/12(13?) 元 アンナ・フェラーラAnna Ferrara 猫cat ホウキ訓練所 アウトゥーロ・フェラーリンArturo Ferrarin1895/2/12(13?)-1941/9/13 2/13 公 シャーロット・E・イェーガーCharlotte "Shirley" E. (Elwyn?) Yeager1927/2/13- ウサギrabbit/hare リベリオン陸軍501 JFW チャック・イェーガーCharles Elwood "Chuck" Yeager1923/2/13- 2/13 公 竹井醇子Takei Junko1925/2/13- 白犬white dog 扶桑皇国海軍504 JFW 笹井醇一Sasai Jun-ichi1918/2/13-1942/8/26 2/14 元 古田善一Furuta Zen-ichi - 扶桑皇国海軍連合艦隊司令長官 吉田善吾Yoshida Zengo1885/2/14-1966/11/14 2/16 公 ハイデマリー・W・シュナウファーHeidemarie W. Schnaufer1928/2/16- 白隼Gyrfalcon カールスラント空軍 ハインツ=ヴォルフガング・シュナウファーHeinz-Wolfgang Schnaufer1922/2/16-1950/7/15 2/17 公 黒江綾香Kuroe Ayaka1921/2/17- 薩摩犬Satsuma Dog 扶桑皇国陸軍505 JFW (←第42統合戦闘飛行隊) 黒江保彦Kuroe Yasuhiko1918/2/17-1965/12/5 2/21 公 エイラ・イルマタル・ユーティライネンEila Ilmatar Juutilainen1928/2/21- 黒狐black fox スオムス空軍501 JFW エイノ・イルマリ・ユーティライネンEino Ilmari Juutilainen1914/2/21-1999/2/21 2/21 元 オティーリエ・キッテルOttilie Kittel カールスラント空軍503 JFW オットー・キッテルOtto Kittel1917/2/21-1945/2/14 2/21 元 ドロレス・バーダーDolores Bader ブリタニア空軍第11統合戦闘飛行隊 ダグラス・バーダーSir Douglas Robert Steuart Bader1910/2/21-1982/9/5 2/27 公 ジュゼッピーナ・チュインニGiuseppina Cenni1922/2/27- 山猫wildcat ロマーニャ空軍 ジューゼッペイ・チェインニGiuseppe Cenni1915/2/27-1943/9/4 2/28 公 ペリーヌ・クロステルマンPerrine H. Clostermann(Pierrette-Henriette?)1928/2/28- シャルトリューChartreux 自由ガリア空軍501 JFW ピエール・アンリ・クロステルマンPierre Henri Clostermann1921/2/28-2006/3/22 2/28 元 ヴォルフヒルダ・トネWulfhilda Tonne カールスラント空軍 ヴォルフガング・トネWolfgang Tonne1918/2/28-1943/4/20 ウィッチ 14名 エクス・ウィッチ? 1名 民間人 2名 男性軍人 1名 3月 3/6 公 アレクサンドラ・イワーロブナ・ポクルイーシキンAleksandra I. Pokryshkin1928/3/6- ホッキョクグマPolar Bear オラーシャ陸軍502 JFW アレクサーンドル・ポクルイーシキンАлександр Иванович ПокрышкинAlexander Ivanovich Pokryshkin1913/3/6-1985/11/13 3/10 公 グンドュラ・ラルGundula Rall191926/3/10- 狼wolf カールスラント空軍502 JFW ギュンター・ラルGünther Rall1918/3/10-2009/10/4 3/11 公 ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケMinna-Dietlinde Wilcke1925/3/11- 灰色狼クラヴァッテ KrawatteGrey Wolf カールスラント空軍501 JFW ヴォルフ=ディートリッヒ・ヴィルケWolf-Dietrich "Fürst" Wilcke1913/3/11-1944/3/23 3/13 公 キャサリン・オヘアKatharine O Hare1921/3/13- (デザイン時・アビシニアン Abyssinian) リベリオン海軍 エドワード・オヘアEdward Henry "Butch" O Hare1914/3/13-1943/11/26 3/18 元 ヴェーラ・メルダースVera Mölders カールスラント空軍 ヴェルナー・メルダースWerner Mölders1913/3/18-1941/11/22 3/19 公 アドルフィーネ・ガランドAdolfine Galland1921/3/19- ネコ系のなにかfelid カールスラント空軍 アドルフ・ガーランド(ガランド)Adolf Galland1912/3/19-1996/2/9 3/20 公 ゲルトルート・バルクホルンGertrud Barkhorn1925/3/20- ジャーマンポインターGerman Shorthaired Pointer カールスラント空軍501 JFW ゲルハルト・バルクホルンGerhard Barkhorn1919/3/20-1983/1/8 3/21 公 中島疾風Nakajima Hayate 猫cat 扶桑皇国陸軍 中島飛行機 四式戦闘機「疾風」 3/24 元 アドルファ・マランAdolpha Malan ブリタニア空軍 アドルフ・ギズバート・マランAdolf Gysbert Malan1910/3/24-1963/9/17 3/28 元 マリーシャ・ラスコーヴァMarisha Raskova オラーシャ陸軍 マリーナ・ミハーイロヴナ・ラスコーヴァМарина Михайловна РасковаMarina Mikhailovna Raskova1912/3/28-1943/1/4 3/24 元 アドルファ・マランAdolpha Malan ブリタニア空軍 アドルフ・ギズバート・マランAdolf Gysbert Malan1910/3/24-1963/9/17 3/26 元 テレーザ・マルティノーリTeresa Martinoli ロマーニャ空軍 テレシオ・マルティノーリTeresio Vittorio Martinoli1917/3/26-1944/8/25 3/28 元 ジェーン・T・ゴッドフリーJane T. Godfrey1927/3/28- ダルメシアンDalmatian リベリオン陸軍504 JFW ジョン・T・ゴッドフリーJohn Trevor Godfrey1922-1958/6/12 ウィッチ 13名 4月 4/1 公 迫水ハルカSakomizu Haruka1924/4/1- 狸Raccoon dog(デザイン時・三毛猫 tortoiseshell cat) 扶桑皇国海軍 谷水竹雄Tanimizu Takeo1919/4/??-2008/?/? 4/7 元 ジャンヌ・アカールJeanne Accart ガリア空軍 ジャン=マリー・アカールJean-Marie Accart1912/4/7-1992/8/19 4/19 公 エーリカ・ハルトマンErica Hartmann1927/4/19- ダックスフントDachshund カールスラント空軍501 JFW エーリヒ・アルフレート・ハルトマンErich Alfred "Bubi" Hartmann1922/4/19-1993/9/20 4/19 公 ウルスラ・ハルトマン(ドイツ語発音: ウーズラ)Ursula Hartmann1927/4/19- アナグマBadger (de Dachs)(デザイン時・ダックスフント Dachshund) カールスラント空軍 ウルスラ(ウルズラ)・ハルトマンUrsula "Usch" Hartmann1924-1996 4/19 元 カルラ・ハインリーケ・ランガーKarla-Heinrike Langer 茶色の猫brown cat カールスラント空軍 カール=ハインツ・ランガーKarl-Heinz Langer1914/4/19-1955/5/6 4/24 公 フェデリカ・N・ドッリオFederica N. Doglio (Dorrio?) ロマーニャ空軍504 JFW フリオ・ニクロ・ドッリオFurio Niclot Doglio1908/4/24-1942/7/27 4/24 元 第1期で海外紳士によってマロニー将軍の元ネタと一時期は考えられたが、乙女の巻で別人として登場ヒューゴ・ダウディングHugo Dowding ブリタニア空軍 ヒュー・ダウディングHugh Dowding, 1st Baron Dowding1882/4/24-1970/2/15 4/28 元 ドナ・ストレイトDonna Strait リベリオン陸軍 ドナルド・J・ストレイトDonald J. Strait1918/4/28- 4/30 公 諏訪天姫Suwa Amaki 扶桑皇国陸軍504 JFW 川崎航空機 三式戦闘機「飛燕」 ウィッチ 8名 男性軍人 1名 5月 5/19 元 オズヴェルタ・ベルケOswalda Boelcke カールスラント空軍 オスヴァルト・ベルケOswald Boelcke1891/5/19-1916/10/28 5/20 公 ウィルマ・ビショップWilma Bishop1922/5/20- スコティッシュフォールド(垂れ耳)Scottish Fold 王立ファラウェイランド空軍 スピットファイアMk.II (?) 5/25 元 ハインリーケ・ベーアHeinrike Bär カールスラント空軍 オスカー=ハインリヒ(ハインツ)・"プリッツル"・ベールOskar-Heinrich (Heinz) "Pritzl" Bär1913/5/25-1957/4/28 5/30 公 空母赤城・樽宮敬喜 副長Comm. Tarumiya Keiki 扶桑皇国海軍 草鹿龍之介(?)Kusaka Ryuunosuke1892/9/25-1971/11/23 5/31 公 ニッカ・E・カタヤイネンNikka Edvardine Katajainen1928/5/31- フェレットferret スオムス空軍502 JFW ニルス・エドヴァルド・カタヤイネンNils Edvard Katajainen1919/5/31-1997/1/15 ウィッチ 4名 男性軍人 1名 6月 6/4 公 エルマ・レイヴォネンElma Leivonen1923/6/4- (デザイン時・ミンク mink) スオムス空軍 エイノ・アンテロ・ルーッカネンEino Antero Luukkanen1909/6/4-1964/4/10 6/4 元 マンネルハイムMannerheim スオムス空軍(?) カール・グスタフ・エミール・マンネルヘイムCarl Gustaf Emil Mannerheim1867/6/4-1951/1/28 6/5 元 エディタ・ノイマンEdyta Neumann カールスラント空軍 エードゥアルト・ノイマンEduard 'Edu' Neumann1911/6/5-2004/8/9 6/6 野上武志Nogami Takeshi 6/11 公 リネット・ビショップLynette Bishop1928/6/11- スコティッシュフォールド(立ち耳)コンセルティナ ConcertinaScottish Fold ブリタニア空軍501 JFW スピットファイアMk.IX (?) 6/13 元 H. レントHelma(?) Lent カールスラント空軍 ヘルムート・レントHelmut Lent1918/6/13-1944/10/7 6/14 元 若本徹子Wakamoto Tetsuko 扶桑皇国海軍 岩本徹三Iwamoto Tetsuzou1916/6/14-1955/5/20 6/22 公 宮藤一郎Miyafuji Ichirō1???/6/22-1934?/8/18(?) 堀越二郎Horikoshi Jirō1903/6/22-1982/1/11 ウィッチ 5名 男性軍人 1名 男性技術者 1名 スタッフ 1名 7月 7/1 元 北郷章香Kitagou Fumika1918/7/1- 扶桑皇国海軍舞鶴海軍航空隊 南郷茂章Nangou Mochifumi1906/7/1-1938/7/18 7/2 公 ハンナ・ルーデルHanna Rudel カールスラント空軍 ハンス=ウルリッヒ・ルーデルHans-Ulrich Rudel1916/7/2-1982/12/18 7/10 元 坂谷茂子Sakaya Shigeko 扶桑皇国海軍赤城飛行隊長 板谷 茂Itaya Shigeru1909/7/10-1944/7/27 7/11 元 トレヴァー・マロニーTrevor Maloney ブリタニア空軍 マロニー空軍大将の元ネタトラッフォード・リー・リー=マロリーSir Trafford Leigh Leigh-Mallory1892/7/11-1944/11/14 7/11 元 第1期で海外紳士がマロニー将軍の副官の元ネタと考えたSir Arthur William Tedder ブリタニア空軍 アーサー・ウィリアム・テダーArthur William Tedder, 1st Baron Tedder1890/7/11-1967/6/3 7/12 元 リーケ・ザクセンベルクRike Sachsenberg カールスラント空軍 ハインツ・ザクセンベルグHeinz Sachsenberg1922/7/12-1951/6/17 7/20 元 糸河衛Itokawa Mamoru 糸川英夫Itokawa Hideo1912/7/20-1999/2/21/ 7/27 元 カニンガム"Cat s-Eye" Cunningham ブリタニア空軍 ジョン・カニンガムJohn "Cat s-Eyes" Cunningham1917/7/27-2002/7/21 7/30 元 ハンナ・ウィンドHanna Wind1927/??/??- ワシミミズクEurasian Eagle Owl スオムス空軍 ハンス・ヘンリック・ウィンドHans Henrik Wind1919/7/30-1995/7/24 ウィッチ 6名 技師 1名 男性軍人 2名(うち1名・テダーは設定探しの段階で一時的に候補に上がったのみで、実際には登場していません) 8月 8/3 元 フーベルタ・フォン・ボニンHuberta von Bonin カールスラント空軍 フベルトゥス・フォン・ボニンHubertus von Bonin1911/8/3-1943/12/15 8/4 元 ロマーニャ第一公女マリアMaria ロマーニャ王家 マリーア・ジョゼ・デル・ベルジョMaria José del Belgio1906/8/4-2001/1/27 8/11 公 横川和美Yokokawa/Yokogawa(?) Kazumi 扶桑皇国海軍 横山保Yokoyama Tamotsu1909/8/11-1981/3/?? 8/14 元 ハインリーケ・プリンツェシン・ツー・ザイン・ウィトゲンシュタインHeinrike Prinzessin zu Sayn-Wittgenstein カールスラント空軍506 JFW ハインリヒ・ツー・ザイン=ヴィトゲンシュタインHeinrich Prinz zu Sayn-Wittgenstein1916/8/14-1944/1/21 8/18 公 宮藤芳佳Miyafuji Yoshika1929/8/18- 豆柴九字兼定 Kuji KanesadaShiba Inu 扶桑皇国海軍501 JFW 武藤金義 Mutou Kaneyoshi1916/8/18-1945/7/24 8/18 公 サーニャ・V・リトヴャクSanya V. Litvyakアレクサンドラ・ウラジミーロヴナ・リトヴャクАлександра Владимировна ЛитвякAlexandra Vladimirovna Litvyak1930/8/18- 黒猫black cat(デザイン時・ロシアンブルー Russian Blue) オラーシャ陸軍501 JFW リディア・ウラジミーロヴナ・リトヴァクЛидия Владимировна ЛитвякLydia Vladimirovna Litvyak1921/8/18-1943/8/1 8/22 公 空母赤城・杉田淳三郎艦長Capt. Sugita Junzaburou 扶桑皇国海軍 小林省三郎(?) Kobayashi Seizaburou 1883/9/15-1956/4/22小沢治三郎(?) Ozawa Jisaburou 1886/10/2-1966/11/9南雲忠一(?) Nagumo Chuuichi1887/3/25-1944/7/8 8/26 公 坂本美緒Sakomoto Mio1924/8/26- ドーベルマンDoberman 扶桑皇国海軍501 JFW 坂井三郎Sakai Saburou1916/8/26-2000/9/22 8/28 元 ブロニスラヴァ・F・サフォーノフBronislava Safonov オラーシャ海軍 ボリス・フェオクチストヴィッチ・サフォーノフБорис Феоктистович СафоновBoris Feoktistovich Safonov1915/8/28-1942/5/30 ウィッチ 7名 男性軍人 1名 王族 1名 9月 9/2 公 マルチナ・クレスピMartina "Tina" Crespi1928/9/2- ボロニーズBolognese ロマーニャ空軍504 JFW クレスピ軍曹Crespi 9/3 元 フレデリカ・ポルシェ(ドイツ語発音:フリーデリーケ英語名であれば Frederica)Friederike Porsche カールスラント陸軍 フェルディナント・ポルシェ(?)Ferdinand Porsche1875/9/3-1951/1/30 9/12 元 ガビー・ゴーティエGabi Gauthier ガリア空軍 ガブリエル・ゴーティエGabriel Gauthier1916/9/12- 9/21 元 マキシ・インメルマンMaxi Immelmann カールスラント空軍 マックス・インメルマンMax Immelmann1890/9/21-1916/6/18 9/23 公 管野直枝Kanno Naoe1929/9/23- ブルドッグBulldog 扶桑皇国海軍502 JFW 菅野 直Kanno Naoshi1921/9/23-1945/8/1 9/28 公 加藤武子Katou Takeko 扶桑皇国陸軍 加藤建夫Katou Tateo1903/9/28-1942/5/22 ウィッチ 6名(ポルシェ含む) 10月 10/10 公 ヘルマ・レンナルツHelma Lennartz1930/10/10- 黒猫black cat カールスラント空軍 ヘルムート・レンナルツHelmut Lennartz 10/1010/1 元 アンジェラ・サラス・ララサーバルAngela Salas Larrazabal1926(1927?)/10/10- (1945 WIA) アンダルシアン(ヒスパニア原産の馬種)Andalusian (horse species native to Hispania) ヒスパニア空軍・青中隊ロマーニャ方面義勇軍・名誉赤ズボン隊 アンヘル・サラス・ララサーバルÁngel Salas Larrazábal1906/10/1-1994/7/191906/10/10-1994/4/26 資料により異なる 10/10 高村和宏・股間督Takamura Kazuhiro 10/14 元 ロンメルRommel カールスラント陸軍 エルヴィン・ロンメルErwin Johannes Eugen Rommel1891/11/15-1944/10/14 10/18 元 アウロラ・エドワーディン・ユーティライネンAurora E. Juutilainen スオムス陸軍 アールネ・エドヴァルド・ユーティライネンAarne Edward Juutilainen1904/10/18-1976/10/28 10/20(10/15) 公 中島錦Nakajima Nishiki『あなたとできること』10/15『白銀の翼』10/20 扶桑皇国陸軍504 JFW 中島飛行機 二式単座戦闘機 10/22 公 フェルナンディア・マルヴェッツィFernandia Malvezzi1927/10/22- マーモットmarmot ロマーニャ空軍504 JFW フェルナンド・マルヴェッツィ 10/22 元 キャパCapa ロバート・キャパRobert Capa1913/10/22-1954/5/25 10/27 金子賢一Kaneno Ken-ichi (Kサプライ)(五〇一被服廠) ウィッチ 5名 男性軍人 1名 スタッフ等 2名 民間人 1名 11月 11/5 元 ヴィルヘルム・バッハWilhelm Bach カールスラント陸軍ハルファヤ峠守備隊 ヴィルヘルム・バッハWilhelm Bach1892/11/5-1942/12/22 11/11 公 ヴァルトルート・クルピンスキーWaltrud Krupinski1926/11/11- ワイマラナーWeimaraner カールスラント空軍502 JFW ヴァルター・クルピンスキーWalter Krupinski1920/11/11-2000/10/7 11/11 元 パットンPatton リベリオン陸軍 ジョージ・パットンGeorge Smith Patton, Jr.1885/11/11-1945/12/21 11/13 元 フレデリカ・ロージヒカイトFriederike Losigkeit カールスラント空軍 フリッツ・ロージヒカイトFritz Losigkeit1913/11/13-1994/1/14 11/16 公 ジョーゼット・ルマールGeorgette Lemare1927/11/16- ペルシャPersian ガリア空軍502 JFW ジュルジュ・ルマールGeorge Lemare1917-1948 11/17 元 モントゴメリーMontgomery ブリタニア陸軍 バーナード・モントゴメリーBernard Law Montgomery, 1st Viscount of Alamein1887/11/17-1976/3/24 11/21 元 ルドルフィン・ミューラーRudolfine Müller 茶色の猫brown cat カールスラント空軍 ルドルフ・ミューラーRudolf "Rudi" Müller1920/11/21-1947(1943/10(11)/??) unknown) 11/22 公 アメリー・プランシャールAmelie Planchard1928/11/22- アナウサギEuropean rabbit 自由ガリア空軍 アンリ・プランシャールHenri Planchard 11/27 元 スターシャ・スカルスキStasha (Stanisława?) Skalski オストマルク空軍 スタニスワフ・スカルスキStanisław Skalski1915/11/27-2004/11/12 11/30 元 チャーチルChurchill ウィンストン・チャーチルSir Winston Leonard Spencer-Churchill1874/11/30-1965/1/24 ウィッチ 6名 男性軍人 3名 政治家 1名 12月 12/5 公 穴吹智子Anabuki Tomoko1922/12/5- 狐コン平 Konpeifox 扶桑皇国陸軍 穴吹 智Anabuki Satoshi1921/12/5-2005/6/?? 12/5 元 江藤敏子Etou Toshiko 扶桑皇国陸軍 加藤敏雄Katou Toshio1894/12/5-1966/2/?? 12/6 公 エリザベス・F・ビューリングElizabeth F. Beurling1920/12/6- ダックスフントDachshund(デザイン時・アイリッシュセッター Irish setter) ブリタニア空軍 ジョージ・フレデリック・バーリングGeorge Frederick "Buzz" Beurling1921/12/6-1948/5/28 12/6 元 ドミニカ・ジェンタイルDominica S. Gentile1926/12/6- ワシeagle リベリオン陸軍504 JFW ドミニク・サルバトーレ・ジェンタイルDominic Salvatore Gentile1920/12/6-1951/1/28 12/7 公 ヴァルトラウト・ノヴォトニーWaltraud Nowotny カールスラント空軍503 JFW ヴァルター・ノヴォトニーWalter Nowotny1920/12/7-1944/11/8 12/8 元 ハンネ・ダンマースHanne Dammers カールスラント空軍 ハンス・ダムマースHans Dammers1913/12/08-1944/3/17 12/13 公 ハンナ・ユスティーナ・ヴァーリア・ロザリンド・ジークリンデ・マルセイユHanna-Justina Marseille1928(27?)/12/13- [初代]大鷲 (戦死)Steller s sea eagle (KIA)[2代目]大鷲初代の子 カールスラント空軍第31統合戦闘飛行隊 ハンス=ヨアヒム・マルセイユHans-Joachim "Jochen" Walter Rudolf Siegfried Marseille1919/12/13-1942/9/30 12/17 佐伯昭志Saeki Shouji1971/12/17 12/24 公 フランチェスカ・ルッキーニFrancesca Lucchini1931/12/24- 黒豹オンブラ Ombrablack leopard ロマーニャ空軍501 JFW フランコ・ルッキーニFranco Lucchini1914/12/24-1943/7/5 ウィッチ 8名 スタッフ 1名 不明 判明した場合は、国別キャラからたどって、それぞれのキャラの項目に、その情報源と共に書き込んでいってください。 扶桑皇国 扶桑皇国海軍 / 元 下原定子Shimohara Sadako1927/??/??- フソウウサギJapanese hare 扶桑皇国海軍502 JFW 上原定夫Uehara Sadao-1988 / 元 新藤美枝Shindou Mie 扶桑皇国海軍 進藤三郎Shindou Saburou1911/8/??-2000 / 西澤(モブ)Nishizawa 扶桑皇国海軍 西澤広義(?)Nishizawa Hiroyoshi1920/1/27-1944/10/26 / 元 太田Oota 扶桑皇国海軍 太田敏夫Oota Toshio1919/3/20-1942/10/21 / 元 本田Honda 扶桑皇国海軍 本田敏秋Honda Toshiaki1918/11/9-1942/5/13 / 朋子(モブ)Tomoko 扶桑皇国海軍 / 樫口嘉奈Kashiguchi 扶桑皇国海軍 橋口嘉郎Hashiguchi Yoshirou1918/?/?-1944/10/25 MIA (戦死認定) / 小村定恵Komura Sadae 扶桑皇国海軍508JFW 小町定Komachi Sadamu1920/?/?- / 土方圭助Hijikata Keisuke 扶桑皇国海軍 扶桑皇国陸軍 / 元 加東圭子Katou Keiko 扶桑皇国陸軍第31統合戦闘飛行隊 加藤正治Katou Shouji1912-1941/9/16 / 元 稲垣真美Inagaki Mami 扶桑皇国陸軍第31統合戦闘飛行隊 高垣春雄(?)Takagaki Haruo-1945/7/15 / 元 笹内さと子Sasauchi Satoko 扶桑皇国陸軍 竹内正吾Takeuchi Shougo1918-1943/12/21 / 元 大林照子Oobayashi Teruko 扶桑皇国陸軍 小林照彦Kobayashi Teruhiko1920/11/??-1957/6/4 / 元 鷹見忠江Takami Tadae 扶桑皇国陸軍 鷲見忠夫Washimi Tadao1916-1985 / 元 川口文世Kawaguchi Fumiyo 扶桑皇国陸軍503 JFW 山口文一Yamaguchi Bun-ichi1918-1992 / 諏訪真寿々Suwa Masuzu 扶桑皇国陸軍 川崎 キ60(?) / 中島小鷹Nakajima Kotaka 扶桑皇国陸軍 中島飛行機 「隼」 / 佐野火乃香Sano Honoka 扶桑皇国陸軍 / 北野古子Kitano "Ruko" Furuko 扶桑皇国陸軍 / 佐久間Sakuma 扶桑皇国陸軍 扶桑皇国その他 / 宮藤清佳Miyafuji Sayaka / 秋本芳子Akimoto Yoshiko 元=扶桑皇国海軍(?) 秋山真之(?)Akiyama Saneyuki1868/4/12-1918/2/4 / 山川藤宏Yamakawa Fujihiro カールスラント カールスラント空軍 11/13(?/?) 元 フリーデリケ・ロージヒカイトFriederike ??? カールスラント空軍 フリッツ・ロージヒカイト(?)Fritz Losigkeit1913/11/13-1994/1/14 / 元 ライーサ・ペットゲンRaisa Pöttgen モズbull-headed shrike カールスラント空軍第31統合戦闘飛行隊 ライナー・ペットゲンRainer Pöttgen / 元 アーデルハイド(ドイツ語発音:アーデルハイト)Adelheid カールスラント空軍 エルンスト・ガーデルマン Ernst Gadermann 1913/12/25-1973/11/26アルフレート・シャルノヴスキー Alfred Scharnowski / メルテンスMertens カールスラント空軍 ハインツ・"ビンメル"・メルテンスHeinz "Bimmel" Mertens / クルト・フラッハフェルトKurt Flachfeld(Kurt: Konradの南部地方風の短縮形)-1940 カールスラント空軍 カールスラント陸軍 / シャーロットCharlotte カールスラント陸軍 カールスラント・その他 / 元 マティルダMatilda なしnone カールスラント・その他第31統合戦闘飛行隊 マティアス (マティーアス)Matthias (Mathew P. Letuku) ブリタニア ブリタニア空軍 / 元 パトリシア・シェイドPatricia Schade1927/??/??- 白いイエネコwhite, domestic cat ブリタニア空軍504 JFW パトリック・アルフレッド・シェイドPatric Alfred Schade / ペトラ・ダンフォードPetra Dunford ブリタニア空軍 ピーター・ダンフォードPeter Dunford "Special Night" / グリゼル・J・マーフィーGrizel J Murphy ブリタニア空軍 ブリタニア陸軍 / 元 マイルズMiles 狸(?)raccoon dog (?) ブリタニア陸軍 C・G・マイルズ少佐Major C.G. Miles 民間人 / ウィステリア・ピースWisteria Peace - 看護婦 ロマーニャ ロマーニャ空軍 / 元 カルラ・ルースポリCarla Ruspoli ロマーニャ空軍 カルロ・マウリツォ・ジュゼッペ・エドガルド・デイ・プリンチピ・ルースポリCarlo Maurizio Giuseppe Edgardo dei Principi Ruspoli di Poggio Suasa / 元 ルイーサ・トルキオLuisa Torchio ロマーニャ空軍 ルイージ・トルキオLuigi Torchio?-1944/1/30 / 元 ジョヴァンナ・ボネGiovanna Bonet ロマーニャ空軍 ジョヴァンニ・ボネGiovanni Bonet ガリア ガリア空軍 / レーヌ・フォンクReine Vonk ガリア空軍 ルネ・フォンクRene Vonk ガリア自由空軍 / エディト・M・ラメレーEdith M. Lamerei 自由ガリア空軍 エドモン・マラン・ラメレーEdmond Malan Lamerei / アルベルティーヌ・リトルフAlbertine Litolff 自由ガリア空軍 アルベール・リトルフAlbert Litolff リベリオン リベリオン陸軍 / 元 ベルタ・ウェルチBerta Welch リベリオン陸軍 ロバート・E・ウェルチRobert E. "Bob" Welch / アビゲイルAbigail リベリオン陸軍パットン・ガールズPatton Girls / マリリンMarilyn リベリオン陸軍パットン・ガールズPatton Girls / パトリシアPatricia リベリオン陸軍パットン・ガールズPatton Girls リベリオン海軍 / リタRita リベリオン海軍レキシントン航空隊 / ヴィヴィアンVivian リベリオン海軍レキシントン航空隊 / イングリットIngrid リベリオン海軍レキシントン航空隊 / マリーMarie リベリオン海軍レキシントン航空隊 / ベスBeth リベリオン海軍レキシントン航空隊 / サリーSally/Sallie リベリオン海軍レキシントン航空隊 / リンダLinda リベリオン海軍レキシントン航空隊 / レキシントン艦長CV Lexington Captain リベリオン海軍 スオムス スオムス空軍 / 元 ミカ・アホネンMika Ahonen スオムス空軍 レオ・アホラレオ・アホカス軍曹 / 元 エリカ・リリィErika Lyly スオムス空軍 エリク・リリィ / ハッキネンHäkkinen スオムス空軍 オラーシャ オラーシャ陸軍 / 元 アリョーナ・V・シュロポフAlyona Shlopov オラーシャ陸軍 オラーシャ陸軍 A・V・シュロポフА. В. ШлоповA. V. Shlopov アウストラリス連邦 アウストラリス軍 / ロビーナ・ガイバースRobima Guyvers アウストラリス軍 関連ページ まとめwiki キャラクター第501統合戦闘航空団 Strike Witchesのキャラクター11人については、こちらのページに詳細な設定情報があります。 主要キャラ個別ページメインの11人の各個別ページ。宮藤芳佳 坂本美緒 ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ リネット・ビショップ ぺリーヌ・クロステルマン エーリカ・ハルトマン ゲルトルート・バルクホルン フランチェスカ・ルッキーニ シャーロット・E・イェーガー エイラ・イルマタル・ユーティライネン サーニャ・V・リトヴャク スオムスいらん子中隊キャラクターいらん子中隊所属のウィッチの詳細情報。 国別ウィッチ一覧(国別キャラ)各ウィッチの解説を探すには、この国別ウィッチのページからスタートするとよいでしょう。 統合戦闘航空団別ウィッチ一覧JFW別のウィッチ一覧。 年表主要なウィッチとそのモデルの生歿年月日等が、時系列で配列されています。 元ネタ資料紹介(史実WW2レファレンスルーム)元ネタの人たちの記録等を探すとき、手がかりとなる資料です。 キャラクター表保管庫一覧性の高い、各種資料があります。 ゲストキャラ主要メンバー11人以外のウィッチを掲載しているページへのリンク。 外部サイト Wikipedia 「ストライクウィッチーズの登場人物」 Wikipedia (エース・パイロット)各ページ内のリンク先も調べる際に役立ちます。List of World War II air aces Category World War II flying aces List of World War I flying aces Category World War I flying aces エース・パイロット Category 第二次世界大戦のエースパイロット Category 第一次世界大戦のエースパイロット Liste deutscher Jagdflieger im Zweiten Weltkrieg Liste deutscher Jagdflieger im Ersten Weltkrieg 軍事・兵器大事典(青葉山軍事図書館 geocities.jp) 軍人データベース『サクラタロウDB (Purunus DB)』 統合戦争辞典(so-net) 西暦 - 年号 早見表(便利ページ) Strike Witches Wiki (4chan.org)Characters
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/226.html
人工ウィッチ 2 俺「ストライクウィッチーズ?」 559-666 作者 ID bN6enlk60 総レス数 XXX このページでのレス数 XX 559 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 13 04 45.02 ID SO7hg4AV0 前々スレまでのあらすじ エーリカ「人工ウィッチ?」 男「あんた達の名前になんか興味はない」 ― 射撃訓練 ― 坂本「おや、あいつも射撃訓練か。お手並み拝見といくかな」 男「……」スッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ !! エーリカ「全然当たってないね」 バルクホルン「狙いの補正もせずに撃ち続けるだけ、さまになってるのは射撃姿勢くらいのものだ! この距離の静止目標も命中させられずに、どうやってネウロイと戦うつもりだ。せめてもっと小口径の、装弾数が多く弾膜を張れる銃に持ち替えたらどうだ」 男「……小口径じゃ大物の爆撃機を落とせない」 560 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 13 07 44.72 ID SO7hg4AV0 ― 飛行訓練兼、哨戒飛行 ― 男「……」 バルクホルン「いいか少尉。今回飛行するエリアは一応ネウロイの勢力圏から離れているが、遠からず出現が予報されてもいる。 もし接敵した場合は、お前は後方で待機するんだ。分かったか?」 『む……サンダーヘッドより501stリーダー、お客さんだ。12機。ベクター020、60km。エンジェルズ30。トゥーパリェフ (大型爆撃機) 級1、ラロス級3の戦爆連合中隊が3個』 バルクホルン「おい、少尉!?」 男「……」ギュオオオオ!! 芳佳「早い!」 エーリカ「一人でやる気ー?」 561 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 13 10 21.17 ID SO7hg4AV0 エイラ「トゥーパリェフに……」 芳佳「着陸(?)した!?」 男「……ネウロイのコアは艦首付近、正中線上……」ピタッ (銃口を押し付ける) 男「 く た ば れ 」 ドンドンドン! ドガァァァン!! あらすじ終わり 562 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 13 11 56.16 ID SO7hg4AV0 芳佳「すごい、あの至近距離の爆発も防ぎきってる」 エイラ「……あれなら、回避は要らないかもナ」 ミーナ「銃撃の腕も、確かに必要ないわね」 バルクホルン「滅茶苦茶だ!あんな戦い方で生き延びられるはずが無い!」 エーリカ「……ふーん」 563 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 13 16 05.97 ID SO7hg4AV0 ミーナ「少尉。何故命令を無視したのですか?」 男「……」 バルクホルン「……」イライラ ミーナ「あなたは確かにネウロイを撃墜しました。しかし、私はあなたに『後方で待機しろ』『編隊に戻れ』と命令したはずです」 男「……」 バルクホルン「……」イライライラ ミーナ「少尉、聞いているのですか?」 男「……」 バルクホルン「……」イライライライライライラ バルクホルン「いい加減にしろ貴様!!」 564 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 13 23 21.85 ID SO7hg4AV0 芳佳「うわぁ!」 エイラ「ひぇ!」 バルクホルン「独断専行、命令無視!英雄にでもなったつもりか!?」 男「……」 バルクホルン「貴様、聞いて――」グイ 男「触るな」ガシ! バルクホルン「!?」 ギリギリギリ...バシッ ミーナ.oO(トゥルーデと渡り合った……?) 男「ネウロイは墜とす。俺が、だ。それをお前たちがどう思おうが、知った話か」 エーリカ.oO(一瞬はだけて見えたあの胸にあったのは……) 565 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 13 26 14.94 ID SO7hg4AV0 ― 帰投中 ― バルクホルン「……」 ミーナ「……」 男「……」 ギッスギッス エイラ「おいミヤフジ、気まずいゾ」ヒソヒソ 芳佳「私もですよ!」ヒソヒソ 芳佳「あ、皆さん、基地が見えてきましたよ!いやー、無事に帰ってこれてよかったですねぇー」 男「先に降りさせてもらうぞ」 バルクホルン「……好きにしろ」 ミーナ「……」 ギッスギッスギッスギッス 芳佳「あうー……」 566 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 13 31 21.25 ID SO7hg4AV0 ― 基地、ハンガー ― 男「……」スタスタ ミーナ「待ちなさい少尉。あなたには一週間の飛行停止処分を下します」 男「……断る」 ミーナ「嫌だというなら、拘束――」 ハミルトン「それは駄目だ、させられないな、中佐」 ミーナ「ハミルトン中佐」 ハミルトン「彼の作戦行動に関する権限は、私に一任されている。あなたにではない」 ミーナ「現場指揮官は私か坂本少佐です。命令を無視する味方は、戦場ではときに敵以上に危険です。そんなことを許すわけには――」 567 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 13 37 17.46 ID SO7hg4AV0 ハミルトン「中佐、これは連合軍システム軍団、ひいては連合軍総司令からの命令だ。命令なんだよ、お嬢さん。 分かるだろう?彼の試験を妨げるものなど、あってはならないのだよ」 バルクホルン「あれが試験だと?自殺行為の間違いじゃないのか」 ハミルトン「しかし彼はネウロイを撃墜した。戦果は聞いている。私はこの結果にはおおいに満足して――」 男「……――」フラッ バタン エーリカ「!?」 エイラ「なんダ?倒れたゾ」 男「ぐ……あ……」ビクッビクッ ミーナ「衛生兵を!宮藤さん!」 芳佳「はい!」 569 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 13 56 24.62 ID L+iQEKAr0 人口ウィッチの続きか 期待 570 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 13 57 20.72 ID x3AYsnbfO 待ってたぞ ワッフルワッフル! 571 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 13 58 09.95 ID IsYtosxc0 いいぞ、待ってた 572 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 14 04 02.61 ID SO7hg4AV0 ハミルトン「待ちたまえ」 ミーナ「中佐!?」 ハミルトン「彼のメディカルチェックは私の担当だよ、任せておきたまえ――おい」 白衣の男達 (システム軍団スタッフ) 「……」ザッザッザッ 白衣の男達「持ち上げろ、行くぞ」 グイッ 男「……」グッタリ 白衣の男達「やはり急激な魔力消費は負担が――」 「――の副作用――」「なぁに、代わりはいくらでも――」ザッザッザッ 574 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 14 06 10.76 ID SO7hg4AV0 バルクホルン「わけが分からん」 エーリカ「……元々ウィッチじゃなかった人があれだけの魔力を得るんだもん。たぶん、けっこう無茶な処置を受けてるんだよ」 芳佳「今のは、その副作用ってことですか?そんな、酷い」 ミーナ「反抗的なのも、それが理由だったのかしら」 バルクホルン「……無理やり魔力を発現させられて、酷い副作用に悩まされて、か……」 エーリカ「トゥルーデ、ちょっとかわいそうって思ってる?」 バルクホルン「ふ、ふん!どんな事情があろうと、命令無視など許さん!」 エーリカ「からのー?」 バルクホルン「しかし、少し言い過ぎたかも知れんな……『英雄にでもなったつもりか』とは。 そうでもしないと、自身の境遇に納得ができないのだろう。すこし無神経だったか――ハッ!」 エーリカ「優しーね、トゥル~デ~」ニシシ バルクホルン「お前が言わせたんだろうが!」 576 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 14 08 09.76 ID SO7hg4AV0 ― 次の日 ― バルクホルン「起きろハルトマン!とっくに時間だぞ!」 エーリカ「ううん……あと50分……」ムニャムニャ バルクホルン「ふ、ざ、け、る、な、起きろ!」 577 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 14 10 24.99 ID SO7hg4AV0 ― 食堂 ― エーリカ「ふわー……あ」トコトコトコ 宮藤「あ、ハルトマンさん。もう皆さん朝食は済んでますよ」 エーリカ「んーごめんごめん、何か残り物ちょーだい。……あれ?」 スタスタスタ エーリカ「ご一緒していい?はい、ミソスープ」 男「……ふん」モソモソ エーリカ「君も寝坊したの?」 男「……」モソモソ エーリカ「宮藤の料理は美味しいねー」モグモグ 男「……」ズズズ... エーリカ「昨日は大変だったみたいだけど、体はいいの?」 男「何のつもりだ」 578 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 14 12 16.03 ID SO7hg4AV0 エーリカ「ん?」 男「一緒にお食事、なんて間柄でもないだろう。何故俺に関わる」 エーリカ「んー?なんでだろ。興味?」 男「迷惑だ」 エーリカ「いやー、この味噌汁おいしーねー」ズズズ... 男「聞いてないのか、こいつ」ズズズ... エーリカ「ねぇ、美味しいと思わない?」 男「不味い。食えたものじゃない」 バルクホルン「何だと貴様!?」 エーリカ「うわ、トゥルーデいたの?」 バルクホルン「通りがかりだ!貴様、宮藤の料理が不味いというのか!」 男「ふん」 579 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 14 13 29.83 ID SO7hg4AV0 宮藤「あ、あの、バルクホルンさん、私は気にしてませんから。すいません、お口に合わなかったみたいで」 バルクホルン「宮藤が謝る必要はない!作ってもらった料理に対して不味いと抜かすとは、礼儀以前の問題だ! そもそも、これのどこが不味いと――」ズズーー エーリカ「あ」 バルクホルン「ブホァアアアア!?」ブーーー! 男「!?」 宮藤「バルクホルンさん!?」 エーリカ「あー、彼に渡した味噌汁、私があれ思い切り混ぜてたからさ……」 バルクホルン「肝油!?ハルトマン、貴様あああああ!!」 580 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/29(水) 14 14 58.26 ID YxzUHbTL0 それは本当に食えたもんじゃないな… 581 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 14 15 32.98 ID SO7hg4AV0 エーリカ「あっはっはっはっは、ごめんごめん。――でも少尉、さっきまで普通に飲んでたよね」 バルクホルン「こんなものを平然と……?」 芳佳「(ペロ)……うぷっ」 男「……」 エーリカ「ねぇ少尉、君、実は味覚ないんじゃない?射撃が下手っぴなのは、触覚にも異常があるからだったりして」 バルクホルン「なに……?」 男「……ちっ」 エーリカ「それも人工ウィッチ化の副作用なの?それに、君の服の下――」 男「黙れ」 エーリカ「ん?」 男「知りたがりは早死にすると相場が決まっているぞ」 エーリカ「……はーいはい。今日のところは、ここまでにしとくよ」 芳佳.oO(一歩間違えればただのすごく悪質ないたずらなのに、なんか真面目な話ってことになってる……。これがエース……)ゴクリ 582 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 14 18 20.05 ID SO7hg4AV0 ― 数日後、基地台所 ― エーリカ「宮藤ー、今日のご飯はー?」 芳佳「今日はコンソメのスープにしようかなと思います」 エーリカ「お芋いただきー!」 芳佳「あ!それはまだ茹でたて――」 エーリカ「あちちち!」 芳佳「あーあー。手、見せてください」ピョコ エーリカ「ふーふー」 芳佳「もう、つまみ食いなんかするからですよ」キィィィン エーリカ「えへへ、ごめんごめん」 芳佳「はい、応急手当終わりました。一応、医務室でお薬塗ってもらって下さい」 エーリカ「はーいよ」 584 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 14 19 17.99 ID SO7hg4AV0 ― 医務室前 ― エーリカ「ばんそーこばんそーこ、と。あれ?『使用中』?なにが――」 男(医務室の中)「ぐあああああ!!ああああああああ!!」 エーリカ「うひゃ!?」 ミーナ「フラウ」 エーリカ「ミーナ!中で何が起きてるの?」 ミーナ「彼の『メディカルチェック』中よ」 エーリカ「メディカルチェックって……この声、ただ事じゃないよ」 ミーナ「ええ。機密といって、私も何をしているのかは知らされていない。彼、何をされているの……?」 エーリカ「……ミーナ、私この前見たんだけど、あいつの――」 ガチャ 男「……」フラフラ ミーナ「少尉!?メディカルチェックは終わったの?いいえ、何をされていたの!?」 男「……あんたには関係ない」フラフラ スタスタ 585 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 14 21 29.72 ID SO7hg4AV0 ミーナ「少尉、あなた」 ハミルトン「それ以上は、無用に願いますよ、ヴィルケ中佐」 エーリカ「……」ジトー ミーナ「ハミルトン中佐、あなたはこの実験で何をしているのですか」 ハミルトン「最初に申し上げた通りですよ?人工ウィッチの実戦試験・評価です」 エーリカ「さっきの叫び声は?ただ事とは思えないけど」 ハミルトン「機密事項ですよ」 ミーナ「それが通るとでも思うのですか」 ハミルトン「彼はあなたに助けを求めましたかな?」 ミーナ「……いえ」 ハミルトン「そうでしょう?では、仕事があるので、失礼」 エーリカ「……べー、だ。何あいつ」 ミーナ「どうしたらいいのかしら」 587 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 14 24 31.58 ID x3AYsnbfO wktk 592 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 15 07 34.91 ID SO7hg4AV0 ― 次の日 ― ウウウ―――― ミーナ「ネウロイ出現!スクランブルチーム、出撃準備!」 男「俺も、出る」 ミーナ「無茶です、許可できません!そんな顔色で……」 ハミルトン「許可しよう、行きたまえ」 男「……」スタスタスタ ミーナ「あ、待ちなさい少尉!……ハミルトン中佐!!」 ハミルトン「彼に対する直接指揮権は私にある。何度も言った通りにね」 ミーナ「いいえ、今度という今度は認められません。彼の顔色を見ていないのですか?いえ、そもそも彼にメディカルチェックと称してどんな処置を? あなたの言う『メディカルチェック』の度に、少尉の健康状態は悪化しています」 593 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 15 09 03.94 ID SO7hg4AV0 ハミルトン「『チェック』の内容については機密事項だ」 ミーナ「あんな状態でネウロイと戦うことは自殺行為以外の何ものでもありません」 ハミルトン「大丈夫だよ、我々の『調整』は完璧だ、ネウロイごときに、彼は殺せんさ、ふふふふふ」 エーリカ「ネウロイ『には』殺せない、ね。あの人が自分で寿命を使い切って死ぬのは勝手ってこと?」 ミーナ「え?」 ハミルトン「おや?」 エーリカ「彼の胸に埋まってる装置――魔力炉が、彼の命を魔力に換えてる。それがあの異常に強力な魔力の正体でしょ」 ハミルトン「おやおや。ご存知だったとは。ふふ、では一つだけお教えしよう。 確かに私たちは、メディカルチェックとして彼を『調整』している。『治療』ではなく、戦うための『調整』だ。 戦う力を維持する為に、確かに彼は自身の寿命をすり減らして魔力に換えている。全て、彼自身の意思でね」 エーリカ「あいつの?」 ハミルトン「あの闘志だけは、『調整』では得られないものだ。自身の命さえ躊躇わずに差し出すその闘志。彼はきわめて貴重な被験者だ。ふふふふふ」 エーリカ「うえー……」 エーリカ「ミーナ、あの人もう行っちゃったよ」 ミーナ「……追いましょう。せめて一人で戦わせることだけは防がないと」 595 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 15 13 45.51 ID SO7hg4AV0 ― 戦場 ― 男「死ね、滅べ。燃えて、墜ちろ!」 ドガガガガ!! 坂本「まるで阿修羅だな」 エーリカ「……」 597 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 15 52 49.38 ID x3AYsnbfO おもすれー 599 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 16 04 51.39 ID SO7hg4AV0 ― 501戦隊基地、廊下 ― {エーリカ「あ、いた。ねー君――」 男「」バタン エーリカ「うわっ!」 男「ぐ……か……」ビクビク エーリカ「また発作!?医療スタッフを呼ば――」 ――― 男(調整中)「ぐあああああ!!ああああああああ!!」 ハミルトン「『治療』ではなく、戦うための『調整』だ。戦う力を維持する為に、 確かに彼は自身の寿命をすり減らして魔力に換えている」 白衣の男達「なぁに、代わりはいくらでも――」 ――― エーリカ「駄目だ、あいつらには任せられない。よし」グイッ 男「……」グッタリ エーリカ「ううう、お、重いー」ズルズル 600 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 16 06 39.46 ID SO7hg4AV0 ― その夜、エーリカとバルクホルンの部屋 ― バルクホルン「ハルトマン!ジークフリート線を越えることは許さないと何度言ったらわかるんだ!またゴミが増えてるじゃないか!」 エーリカ「ゴミじゃないよー、使うものだよ」 バルクホルン「お前が使うものなら、なおのことお前の領地でどうにかしろ!これも、これもこれも!」ポイポイ ポイポイポイ...グラグラ バタバタバタ!! バルクホルン「うわあ!?」 「あー、トゥルーデがいじるからバランスが崩れたんだよー」 バルクホルン「いっそう侵食がぁぁぁぁ!もう怒ったぞ!今夜からしばらく私はミーナの部屋を借りる! ここを片付けるまで、帰ってきてやらないからな!」 エーリカ「ええー?トゥルーデ行かないでー!」 バルクホルン「こんなときばかり、哀れっぽい声を出すな!」バタン! 601 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 16 09 59.19 ID SO7hg4AV0 エーリカ「……はぁ。さて、ねー起きてる?」 ゴソゴソ 男「……俺はまだ生きてるのか。てっきりゴミ山に埋葬されたものだと思ってた」 エーリカ「ゴミ山とは酷いなー。せっかく匿ってあげたのに」 エーリカ「脈に、体温……どうやら容態は安定してるね。ああ、良かった」 男「医学の心得があるのか」 エーリカ「まーね。戦争が終わったら、医者になりたいんだ。勉強もしてるし」 男「……戦争が終わったら、か」 エーリカ「君は、この戦争が終わったらどうするの?」 男「考えたこともない――システム軍団の連中を呼んでくれ、体を動かせるようにしなければ」 エーリカ「まぁまぁ、そう焦ることはないじゃん。ゆっくりしてきなよ。また『調整』されるだけでしょ」 男「そうしなければ戦えない。……『匿った』とは、連中からということか?余計なお世話だ」 602 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 16 11 40.49 ID SO7hg4AV0 エーリカ「……君の戦いは、見てると胸が詰まるんだよ」 男「なに?」 エーリカ「どうしてそうまでして戦うの?自分の命を磨り減らしてまで」 男「……知っていたのか」 エーリカ「うん」 男「物事には対価が必要だ。ウィッチでないものが戦う魔力を得ようとすれば、こうするしかない」 エーリカ「だから、なんでそこまでするの?無理やりやらされてるわけじゃないんでしょ? 君はいつも独りっきりで戦ってるみたい。誰かにやらされてるんじゃなくて、誰も寄せ付けないで」 男「お前には……お前たちには理解できないさ」 エーリカ「なんで?」 男「話したくない」 エーリカ「そーやってすぐ拒絶する」 男「……」 603 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 16 13 52.45 ID SO7hg4AV0 エーリカ「こんどはだんまりねー。まぁいいや。じゃあこっちの話を聞いてよ。 トゥルーデ……バルクホルン大尉ね、いつも規律規律ってうるさいあの娘。 あの娘は、もうクリスっていう妹以外の肉親が残ってないんだよ」 男「……」 エーリカ「だからその妹を守るため、安心して暮らせる世界のために戦ってる。宮藤も、たくさんの人を守りたくて戦う。 リーネもサーニャもエイラも坂本少佐もペリーヌも、みんな。だからなんだってわけじゃないけど」 男「……」 エーリカ「ここにいる人はみんな、それなりに背負うものがあって戦ってる。 でも、守りたいものがあるっていうのは、希望があるっていうこと。だからみんな戦いの中でも笑ってられる。 君の戦いからは、それが感じられない。なんとなくだけど、悲しさしかないみたい」 男「……くっく、良いセン突いてる」 エーリカ「ねぇ、話してくれない?」 男「……」 エーリカ「話してくれるまでは帰さなーい」 男「……チッ」 604 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 16 14 54.32 ID SO7hg4AV0 男「……俺にあるのは復讐だけだ」 エーリカ「復讐?」 男「そう、家族と故郷の復讐だ。カールスラントの小さな村。ある日空が黒い影に覆われ、全てが炎の中に消えた。 俺だけがその日たまたま村の外にいて、かろうじて逃げ延びた」 エーリカ「それは……辛いね」 男「別に同情して欲しいわけじゃない。あの女も、似たような境遇だろう。不幸自慢で張り合うつもりはない。 ただ、俺の戦う理由はそれだ。それ以外は何もいらない」 エーリカ「堅いなー」 男「なに?」 エーリカ「復讐が悪いこととは言わないけどさ……でも、少しくらい自分の幸せも考えたらいいのに」 男「お前に何が分かる、家族を、故郷を喪った俺の何が!」 エーリカ「故郷がネウロイに占領されてるのはわたしも同じだよ、同じカールスラント人だもの」 男「お前には家族が……!……いや、すまん。不幸自慢などするつもりはないんだ。 だが、俺はもう、ネウロイへの憎しみ以外のものが見えない」 エーリカ「ううーん……憎しみ以外のもの、かー。なんでもありそうだけどねー。美味しいものとか」 606 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 16 15 45.63 ID SO7hg4AV0 男「俺にはもう味覚が残ってない。嗅覚も。触覚だって半分は麻痺してる。お前が以前言った通りにな」 エーリカ「あ、そうだったっけ」 男「分かったろう、もう人並みの幸せなど望める体じゃないんだ。望むつもりもない」 エーリカ「ううー、まだあるはずだよ、それでも。あ、恋とかは?」 男「……」 男「……なぁ、俺からも聞いていいか。なぜ俺に付きまとう?興味本位にしては、しつこすぎる」 エーリカ「え?……うーん。なんでだろ?」 男「……お前は、とんでもなくタフな女か、とんでもないバカ女かのどちらかだろうな」 エーリカ「かもね。でも、その方が楽しいよ、絶対にさ」 男「……」 エーリカ「ちょっとでいいから、生き続けようとしてみなよ」 男「……考えておこう」 607 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 16 16 49.21 ID SO7hg4AV0 ― 数日後 ― バルクホルン「待て少尉。貴様、また訓練中に命令を無視したな」 男「……」 バルクホルン「貴様がそれなりのリスクを背負って戦っていることは分かる。そうまでして戦いたい理由があるであろうこともな。 しかし、それでも、だからこそ、命令には従え。生き残るには連携が必要だ。戦い抜いてこそ勝利が見える」 芳佳.oO(また「関係ない」ってつっぱねられそう) エイラ.oO(またギスギスしそうだナ~) 男「……ご忠告には痛み入る」 バルクホルン「!?」 芳佳「あれ?」 エイラ「?」 男「だが、命の使い切り方は自分で決める」 バルクホルン「お、おいそれは――」 男「俺のことは、気にかけてくれるな」スタスタスタ 609 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 16 17 41.21 ID SO7hg4AV0 ― 廊下 ― エーリカ「最初は、あれくらいが限界かなー」 男「見ていたのか」 エーリカ「うん。でも、まぁ、よくできました。ふふっ」ナデナデ 男「触るな……。ふん」 614 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 17 02 02.66 ID x3AYsnbfO エーリカにナデられたい 653 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 19 31 10.47 ID SO7hg4AV0 609から続き ― ブリーフィングルーム ― ミーナ「カールスラント国境付近で、ネウロイに妙な動きが見られるようです。そこで、ウィッチによる強行偵察が要請されています。 美緒、説明を」 坂本「うむ。先だっての大攻勢を撃退されて以来、この方面でのネウロイの作戦行動は小康状態にあったのだが、ここ」パシ 坂本「戦略偵察チームのカメラが、このあたりにネウロイらしき影が集結中なのを捉えた。詳細な作戦目標はこの一帯だ」 男「……!」 坂本「そこで高高度を行く偵察機のカメラではこれが限界だ。低空でより目標に接近して情報を収集する必要がある。 そこでわれわれの出番というわけだが、当該地点はネウロイ勢力下だ。 発見される危険性を少しでも避けるため、このミッションは一機のみでこれにあたる。そこで、誰が――」 男「俺に行かせてくれ」 坂本「ふむ?」 ミーナ「少尉、実験のついでで任せるには、この作戦の重要度は――」 男「実験は関係ない。そこは俺の故郷なんだ。頼む、行かせてくれ」 ミーナ「……いいでしょう」 654 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 19 32 36.93 ID SO7hg4AV0 ― 出撃当日、ハンガー ― エーリカ「や、おはよー」 バルクホルン「ハルトマン?」 ミーナ「珍しいわねフラウ、こんな朝早くに」 男「……何のようだ?」 エーリカ「ただの見送りだよ、邪険にしないでよー」 男「ふん」 エーリカ「隙ありー!」 チュ 男「?」 バルクホルン「な!」 ミーナ「え!?」 655 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 19 33 20.63 ID SO7hg4AV0 エーリカ「頬の触覚、半分は残ってるんだから、ナニされたかくらい分かるでしょ?」 男「何のつもりだ?」 エーリカ「復讐以外にも、モチベーションって必要かと思ってさー。 君けっこう良い男だしね。無事帰ってきたら、こっちにしたげる」チョンチョン バルクホルン「フラウ!?」 男「……ふっ」 エーリカ「ああ、笑った!?今、鼻で笑った!?」 男「発進するぞ、邪魔だ」バルルルルルル... エーリカ「べー、だ!」 658 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 19 38 01.57 ID SO7hg4AV0 ― カールスラント、作戦目標地点周辺 ― 男「初めての帰郷がこんな形とは、皮肉なものだ」 . . . 男「見えてきた。これは……」 659 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 19 38 53.34 ID SO7hg4AV0 ― 501戦隊基地 ― 男『501stリーダー、ターゲットインサイト。ネウロイはここに分巣――基地を建設しようとしているようだ』 ミーナ「なんですって」 男『よりにもよって俺の故郷に……ゴミ虫どもめ……!』 ミーナ「落ち着きなさい、少尉。もう十分です、帰投してください。基地建設の阻止は後日改めて――」 男『うわガガガ!......ザー...ドンドンドン!...』 ミーナ「少尉!?」 男『ザー...ちっ、迎撃機と対空砲...ザー...のすごい...数だ』 ミーナ「損害は?逃げ切れそうですか?」 660 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 19 39 33.84 ID SO7hg4AV0 男『ザザ......ネガティブ。どうやら逃がす気はなさそうだ。それに、俺もここを背にして逃げるつもりはない。もう二度とな。 一機残らず始末してやる……!』 ミーナ「少尉、一人では無理よ、なんとか逃げ切って、応援を要請――」 エーリカ「ちょっと貸してミーナ」 ミーナ「フラウ?」 エーリカ「こちらエーリカ……そう意固地にならないでさ。帰ってきたら、イイコトしたげるよ?」 バルクホルン「ハルトマン!?」 男『――ふふ』 エーリカ「……?」 男『お前は、タフでいいやつだ。お前のようなやつに会えてよかった』 エーリカ「それなら――」 男『だが、すまんな。俺にはやはりこの生き方しかできん。 ……それに、その貧相な体の色香に惑わされて命を惜しんだと思われるのは、癪だからな』 エーリカ「っ――。この、馬鹿やろー!」 661 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 19 40 23.11 ID SO7hg4AV0 ― カールスラント、作戦目標地点 ― エーリカ『馬鹿やろー!』 男「くっくっ……」 ポイ (無線機を放り捨てる) 男「では、いくぞ!」 ダダダダダ! ギィン!ギィン! ダダダダダ ドガン!! . . . 662 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 19 41 19.38 ID SO7hg4AV0 男「はぁ、はぁ、はぁ。残存弾数ゼロ、ストライカーも被弾だらけ。残りの敵の数は……」 ウヨウヨ ワサワサ 男「ふん、ゴキブリみたいにキリ無く沸きやがって……。口惜しいが、ここまでだな。 だが、故郷よ、お前をやつらの好きにはさせんぞ――魔道炉、フルドライブ!」キィィィィィィィィ... ダダダ! ダダダダダ! 男「ネウロイども、必死になって撃ち落としきたな。お前たちにも恐怖があるのか!? だが、もう遅い!は、ははは、ははははははははは!!」 663 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 19 42 02.88 ID SO7hg4AV0 カッ ドガァァァァァァァァァァン!! 664 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 19 42 59.12 ID SO7hg4AV0 . . . ミーナ「ガリアからも閃光が見えたそうよ」 バルクホルン「では、ネウロイの基地は」 ミーナ「おそらく、跡形も残ってないでしょうね。その村も」 エーリカ「……」 バルクホルン「……フラウ、やつは故郷をネウロイから守ったんだ。とんでもなく不器用なやり方だが、やつは確かにやり切った」 エーリカ「……うん」 ミーナ「戦隊、気をつけ!カールスラント――少尉に向け、敬礼!」 ビシッ! 666 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 19 46 46.60 ID WBLCLoYnP エーリカ「結局、名前も呼んでくれないまま逝っちゃったね……馬鹿……!」 (終わり) 667 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 19 48 38.05 ID WBLCLoYnP クオリティ低くてすまん 他人の妄想ベースだとここらが限界らしい じゃあの 668 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 19 50 57.67 ID x3AYsnbfO やるじゃん GJ 669 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/29(水) 19 54 00.36 ID CyhLUo4G0 乙 良かったぜ 670 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 19 57 34.28 ID FpvJa2WAO 乙 エーリカのイイコト凄く気になるんだけどそっち√のエピソードはないのかい? 671 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 20 00 46.51 ID vPXUuTle0 ハッピーエンドにしてほしかった 672 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 20 05 04.96 ID L+iQEKAr0 乙 良かったよー 674 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 20 14 53.29 ID WBLCLoYnP 670 いざ求められるとわたわたしてしまうエーリカと、 興味津々でエロいことしてくれるエーリカと、 女は度胸とばかりにさばさば応じてくれるエーリカ、 どれがいいか決めたら自分で書いてみるといいぞ 675 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/29(水) 20 23 09.01 ID x3AYsnbfO カッコイイけどなんか寂しいな、男 綺麗に纏められていてかなり好き。 -- 名無しさん (2011-03-11 14 02 21) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/332.html
340 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/04(月) 18 14 49.89 ID wGjNW/YW0 俺「・・・・・・っふぁ・・・・・・」 目が覚めると、昨日よりはいくらか体が軽くなっていた。 俺(流石に今日も寝込む、ってわけにはいかないな・・・・・・) とりあえず着替えたかったが、どうやら用意されてないようなので病人服のまま部屋を出る。 そういえば、いつの間に病人服に着替えたのだろうか。一瞬、変な考えが脳裏をよぎったが、 俺(いや、それはないな) と、すぐに否定しておいた。 いつもの服に着替えるため、ひとまず自室へと向かう。 341 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/04(月) 18 15 32.94 ID 9qCX045wO もう新しいのは書かない方が良いのか? 342 : 341そんなことはない[sage]:2010/10/04(月) 18 20 00.19 ID wGjNW/YW0 俺「・・・・・・よし」 自室で服を着替え、部屋を出た。 『起きろハルトマン!!もう何時だと思っている!!』 『ううー、あと60分・・・・・・』 『い い 加 減 に し ろ !!』 昨日のエース然とした姿はどこへやら。いや、こういうところがあってこそのエースなのだろうか。 特にやることもないので、ハンガーへ行ってみることにした。 シャーリー「お?」 俺「・・・・・・やあ」 343 : 341そんなことはない[sage]:2010/10/04(月) 18 25 00.34 ID wGjNW/YW0 どうやら、機体整備をしているようだった。 シャーリー「なんだ、もう大丈夫なのか?」 俺「ああ、歩ける程度には回復したよ」 シャーリー「そっか」 話している間も、手の動きは止まらない。 俺「それより、整備兵の仕事奪っちゃっていいのか?」 シャーリー「こういうのは自分でやらないと落ち着かないんだよ」 俺「ふぅん・・・・・・」 シャーリー「興味が涌いたなら、私が手取り足取り教えてやろうか?」 俺「俺にだって、性能を弄るくらいはできるよ。お前ほどではないと思うが」 シャーリー「へぇ・・・・・・」 344 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/04(月) 18 29 57.18 ID vlnxnebuP 341 -==ー-、 / ̄ ̄ ̄ `ヽ、 // ', // i /ィ i iイ i ,ィ弋/ |ナト | i | | |;イ ヒツ 'ヒツNノ | 从 | , ,リ. ,リ ゝゝ、 r‐ァ ,イr彳 , .ィ个‐`rー个<.. ,r' / | 人 .| 、 ハ 俺×ストパンスレは誰でもウェルカム / i 〈 |∨廿∨| 〉 | A _/ | .〉 ト、 八 ,イ| 〈 | i∧ } ! .〈 |\∨/| 〉 | ', 厶. . . . | ', l `´ | / | ハ___ _ ..-‐'⌒ー-' /| ', ! | / |', ` 〃 /⌒つ 辷⌒ヘ }! / | 。| ヾ、.| | ', {{ {_ \ / ノ 仏-‐─ ′ | | | | `ー‐--、 >、乂ゞ 〈,クケ' ̄ | 。| | |  ̄ | | | | | 。| | | 345 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/04(月) 18 30 00.37 ID wGjNW/YW0 そのまま、シャーリーの様子を眺めていると、 シャーリー「・・・・・・なあ」 俺「ん?」 シャーリー「飛ばないか?」 俺「は?」 シャーリー「病み上がりとはいえ、飛ぶだけなら大丈夫だろ? 私も一人で飛ぶのはつまらないし、付き合ってくれよ」 俺「・・・・・・そうだな、俺も飛ばないと体が鈍っちまいそうだ」 シャーリー「よーし、そうと決まればさっさと行くぞ!」 俺「あいよ・・・・・・」 346 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/04(月) 18 34 49.97 ID uGkV6ena0 おおう もっさんが幼なじみ設定の書こうとしたらでてたw 347 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/04(月) 18 35 00.33 ID wGjNW/YW0 クランプに固定されているストライカーユニットを履く。 特に違和感はない。このまま飛んでも大丈夫そうだ。 クランプを外し、ハンガーを出て、空へと飛ぶ。 俺「そうそう、言い忘れてたけど、スピードはあまり出せそうにないから俺は置いていっても構わないからな」 シャーリー「んなことわかってるよ。置いてく気はないけどな」 俺「そりゃどうも」 その後も、無理はしない程度にスピードを出しながら、飛行を続ける。 シャーリー「・・・・・・お前って、なーんか不思議だよなー」 俺「不思議?」 シャーリー「いや、別に根拠はないんだけどさ。なんとなく」 348 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/04(月) 18 36 03.24 ID 8sJvk5b50 346 かまわん、書こう 349 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/04(月) 18 37 46.17 ID uGkV6ena0 348 さんくす なら書きだめしなきゃ 頑張ろ。 350 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/04(月) 18 40 00.24 ID wGjNW/YW0 俺「まあ、そう言われたのは初めてじゃないけど」 シャーリー「なんでだろうな・・・・・・」 そう言って、顎に手をあてて何かを考え始めた。 大体は、見た目と雰囲気が合わさって不思議に思われるようだが、今回の場合はどうなのだろうか。 自分でも、結構気になってしまう。 シャーリー「ん~・・・・・・」 すると、俺の下に回りこんで顔を近づけてきた。だが、これに動じてはいけない。 俺「・・・・・・わかったか?」 シャーリー「・・・・・・わからん」 シャーリーはちょっと残念そうな表情を浮かべてから、元の位置に戻った。 351 :本当はもっとイベントを詰め込みたかった[sage]:2010/10/04(月) 18 45 05.51 ID wGjNW/YW0 それから、もう少し飛んだ後、 シャーリー「・・・・・・よし、そろそろ戻るか」 俺「ん、わかった」 ハンガーへ戻ると、 宮藤「あ、シャーリーさん!俺さん!」 シャーリー「お?どうした、宮藤?」 宮藤「ミーナ中佐から、お二人が戻ってきたらブリーフィングルームに呼ぶように言われたので」 俺(・・・・・・いくらなんでも早いんじゃないか) 352 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/04(月) 18 50 00.24 ID wGjNW/YW0 ブリーフィングルームへ行くと、既に自分達3人を除いた全員が集まっていた。 ミーナ「・・・・・・皆さん集まりましたね」 ミーナ「我々は、明日正午より、ヴェネチア上空にあるネウロイの巣に総攻撃を仕掛けます」 その言葉に驚く者と、驚かない者が別れた。 ミーナ「・・・・・・新型ネウロイの出現により、上層部も判断を急いだようです。なお今回の作戦の内容は・・・・・・」 それから、作戦についての説明が続いた。 大体まとめると、扶桑海軍の戦艦大和をコアコントロールシステムによってネウロイ化させ、 そのまま巣に突っ込み、至近距離から主砲を発射し、巣を殲滅するらしい。 そして、今回の自分達の仕事は、戦艦大和がネウロイ化するまでの護衛。 この作戦が失敗した場合、ロマーニャ全土をネウロイに明け渡し、第501統合戦闘航空団は解散とのこと。 そのことには、皆驚きを隠せなかった。 353 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/04(月) 18 55 00.42 ID wGjNW/YW0 バルクホルン「ロマーニャを明け渡す!?501が解散!?そんな馬鹿な話があるか!! ミーナ!そんな命令に納得して帰ってきたのか!!」 ミーナ「そんなわけないじゃない!!」 バルクホルン「っ・・・・・・」 ミーナ「・・・・・・納得してるわけないじゃない。・・・・・・でも、この先消耗戦を続ける戦力は、もう残っていないわ このまま戦いを続けても、被害は増えるだけ。・・・・・・私たちには、もうこの方法しかないのよ・・・・・・」 バルクホルン「しかし・・・・・・」 俺「バルクホルン大尉」 バルクホルン「ぐっ・・・・・・」 354 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/04(月) 19 00 03.23 ID wGjNW/YW0 宮藤「ロマーニャを・・・・・・」 リーネ「明け渡す・・・・・・」 ペリーヌ「そんな・・・・・・」 ルッキーニ少尉は泣き叫び、それをシャーリーが慰めていた。 シャーリー「大丈夫・・・・・・心配するな。ルッキーニの故郷をネウロイなんかにやってたまるか」 サーニャ「勝てばいいんでしょう」 エイラ「ソ、ソウダ!勝てばいいんだヨ!」 ペリーヌ「・・・・・・ですわね!」 リーネ「うん、勝とう!!」 宮藤「絶対勝つよ!!」 355 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/04(月) 19 05 00.49 ID wGjNW/YW0 バルクホルン「・・・・・・」 エーリカ「そういうことだよトゥルーデ。何弱気になってんのさ」 バルクホルン「ち、違う!私はたとえ最後の一人になっても戦う!!」 ミーナ「一人になんてさせないわ!!」 ミーナ「私たち12人で、ストライクウィッチーズよ!」 俺(・・・・・・こういう空気は苦手なんだが) 356 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/04(月) 19 07 52.41 ID QgAtylAmI いつもおもうんだが男のウィッチのズボンはブーメランパンツなのか? 357 : 356俺は普通の陸軍服で[sage]:2010/10/04(月) 19 10 00.92 ID wGjNW/YW0 その夜、テラスで一人、夜空を見上げながらあまり美味しくないコーヒーを飲んでいると、 俺「・・・・・・どうしたんです?」 サーニャ「少し、お話がしたかったので」 俺「俺でよければいくらでも」 サーニャ「ふふっ・・・・・・」 彼女は、俺の隣の椅子にこしかけた。 俺「・・・・・・それで、今度はどうしたんです?」 サーニャ「いえ、俺さんは、もし明日の作戦が成功したら、どうするのかなって、気になっちゃって・・・・・・」 俺「そうですね・・・・・・、生憎、私には帰る場所もなければ待たせている人もいないのでね。 まだネウロイと戦いを続けているところもあるでしょうから、そこに俺も加わるだけです」 サーニャ「そう、なんですか・・・・・・」 俺「あ、すみませんね。なんか雰囲気重くしちゃって・・・・・・。サーニャさんはどうするんです?」 358 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/04(月) 19 11 02.16 ID wGjNW/YW0 サーニャ「私は・・・・・・、お父さんとお母さんを探して、もし見つかったら一緒に暮らしたいと思ってるんです」 多分、途中で間が空いたのは、言っていいのかどうか迷っていたのだろう。 ただ、初めて話したときに言った通り、自分に対してそんな気遣いは不要である。 俺「そうですか・・・・・・。見つかると、いいですね」 サーニャ「はい・・・・・・」 俺「・・・・・・それより、もう遅い時間ですけど、休まなくても大丈夫なんですか?」 サーニャ「・・・・・・そうですね、そろそろ失礼します」 サーニャ「明日・・・・・・、頑張りましょうね」 俺「・・・・・・勿論」 第四部 終 投下続けます ナイトウィッチ 第五部へ続く
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/596.html
投下スレ:俺「ストライクウィッチーズ……だと……?」712-725 第一話:杖つきウィッチ ――ブリタニア空軍司令室―― 僕「転属・・・ですか?」 司令「そうだ。君にはロマーニャにいってもらいたい。 知っているだろう?ガリア解放の立役者がいるところだ。」 僕「はぁ・・・なんでまた、そんな激戦地に・・・しかも自分がですか?」 司令「謙遜するな、ヘルゼーエン。君の能力は、英雄の集うかの501統合戦闘航空団といえど、決して見劣りするようなことはあるまい。」 僕「ですが、別に戦力が足りない、というわけではないでしょう? しかも聞いた話ではあそこは女所帯で、男の自分がいくには些か規律的に不味くないですか?」 司令「戦力に関してだが、ナイトウィッチと後方支援が同時にこなせるウィッチなど、どこにいたところで無駄にはならんよ。 それと、規律に関しては君ならさほど問題も起こりにくいだろう?」 僕「こっちはともかく向こうがどう思うかだと思うんですが・・・」 司令「向こうの隊長も君の受け入れに関しては特に渋ってはいない。まぁ頑張って馴染むことだ。」 僕「ちなみに拒否権は・・・?」 司令「すでに君の荷物は手配してある。荷造りも時間がかかるだろうからな。」 僕「・・・・・・了解です。司令。」 そう言って諦めたかのように彼は息を吐き、一言断って部屋を出た。 ――501統合戦闘航空団基地、執務室―― 坂本「新しいウィッチがくる?」 ミーナ「えぇ。予定だと、明日にはこの基地に到着するそうよ。」 坂本「なんでまたこんな時期に・・・」 ミーナ「突然の辞令でこちらもさっぱりなのよ。でも、書類を見ると夜間哨戒もこなせるウィッチで、能力も申し分ないらしいわ。 サーニャさんの負担が減るのはこっちも望ましいし、襲撃の頻度が増してる以上、戦力は多いにこしたことないでしょう?」 坂本「夜間哨戒・・・?ナイトウィッチは稀少だろう?そんな簡単に転属させていいのか?」 ミーナ「厳密には魔導針を用いるナイトウィッチじゃないらしいのよ。 なんでも、固有魔法で似たようなことが出来るとか。」 坂本「ふむ・・・優秀なウィッチならこちらも拒む必要もないな。ところで、なんでまた私だけ呼び出してそんな話をしたんだ?」 ミーナ「それなんだけどね。能力に関しては特に問題ないのだけれど、一つ問題があるのよ・・・」 坂本「・・・?」 ミーナ「そのウィッチ、どうやら男の人らしいのよね・・・」 ――翌日―― 基地に小型の輸送機が到着した。 降りてくるのはいくつかの荷物を抱えた下士官らしき若者と、杖をついたやや小柄な少年。 そしてそれを501の主だった面々が出迎える。互いに表情まで確認できる距離に近づくと、 立ち止まり互いに敬礼をかわした。先にミーナが声をかける。 ミーナ「501統合戦闘航空団、ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ中佐です。えっと…そちらの方は従軍士官かしら…?」 そう言ってどこか扱いかねるような口調で、杖をついた少年に視線を寄越した。 しかしそれを遮るように荷物を運んでいた下士官が先に声をかける。 下士官「えーっと…すいません、なにか誤解があるようですが付き添いは自分の方です。 少尉、そんなあわよくばこのまま帰ろうとか考えてないでとっとと挨拶してください。」 坂本「…?失礼だが、その杖…もしや目が…?」 その声に答えるようにかたわらの少年が下士官の前に出てきて一つ敬礼をした。 前髪に隠れているが、彼のその目は両目とも固く閉ざされている。 僕「申し遅れました。本日より501統合戦闘航空団に配属となりました、僕少尉です。 こんな目ですが、一応れっきとした航空ウィッチです。ヴィルケ中佐。」 ミーナ・坂本「………」 その言葉にミーナは頭痛をこらえるように頭を抑え、坂本は目を白黒とさせた。 ――基地内部―― ミーナ、坂本、僕少尉の三人は基地内をブリーフィングルームに向かって歩いている。 先頭のミーナは背後を気にするようにちらちらと後ろを向き、殊更にゆっくりと歩いていた。 ちなみに、最初は手を引いたほうがいいのか、測りかねていたが、足音がわかれば十分だと断られている。 そして、僕少尉は特に気にする様子もなくマイペースについてきている。 しかし痺れを切らしたかのように坂本が彼に声をかけた。 坂本「なぁ、僕少尉、といったな?」 僕「はい、なんですか?えーと坂本少佐。」 先ほど互いに自己紹介したとはいえ、もう声だけで個人を識別しているのを見て、 坂本は少し驚いたような顔をした。 しかし、それを口調に出さないように質問をする。 坂本「あぁ。少尉のことはいくらか書類だけなら知っているんだが、 本当に航空ウィッチなのか?いや失礼を承知で聞く。その目でそもそも戦えるのか?」 問いつめるようなその声を特に気にした様子もなく、彼は気楽な様子で答えた。 僕「まぁこんな杖もってますし、気になりますよね。…今はほかのメンバーのところに向かってるんですよね? 丁度いいのでみなさんの前で自分の固有魔法をお見せします。」 そしてしばらくして、目的の部屋にたどり着いた。先にミーナと坂本が入り、僕少尉もそれに続く。 軍服こそ着ているが、片手に杖をついた少年が 部屋に入ってきたことに、部屋にいたメンバーは動揺したかのようにざわめいた。 そしてそのざわめきを打ち消すようにミーナが声を出す。 ミーナ「皆さん!今日から私たち501航空団に新しい仲間が増えました。それでは、少尉。」 その言って隅に控えていた彼を前に促す。 坂本が真ん中まで手を引こうかと一歩踏み出したが、平然と真ん中まで歩いていくのを見て思いとどまった。 そして、まるで見えているかのようにぐるりと見渡し、人呼吸おいた後喋りだした。 僕「えーと、ブリタニア空軍から本日付けでこちらに配属された僕少尉です。 ・・・皆さんが聞きたがっているだろうことから言いますと、 自分は目が見えません。先天性の障害らしく今の技術では治せないらしいです。」 その言葉に彼が入ってきた時よりもさらにざわめきが大きくなった。それを代表するようにバルクホルン大尉が声をかける。 バルクホルン「おい!そんな目で本当に戦えるのか?私たちは命を懸けてネウロイと戦っているんだぞ!」 その言葉には周囲も同意のようだ。彼のもとに皆の視線が集まる。 僕「えー、それに関しては固有魔法をみてもらうのが一番手っとり早いんですけど・・・」 そういうと少尉の体を淡い光が包む。 ウィッチが魔法力を使う際に起こる光だ。それと同時に彼の額から後頭部にかけての髪の毛が白く染まる。 黒髪と合わせ、彼の使い魔、オオタカと同じ色だ。 しかしそれ以上に、皆は彼の固く閉ざされていた目が開かれたことに注目した。 彼はその、黄色い虹彩に比べて小さい黒い瞳孔をもつ、ちょうど猛禽のような目を晒すように前髪をかきあげ、 それをポケットから取り出したカチューシャで固定する。 ルッキーニ「おぉ、とりー!」 僕「あ、ちなみに目を開いているからって魔法力で目が見えるようになったわけじゃないです。」 そう言うと彼は、自分の固有魔法が空間知覚であること、 連続使用は魔法力の消費を抑えても半日ももたないため、普段は使わないようにしていること、 自分の中で目を開くことを魔法力を起動するトリガーとしているため、普段は眼を閉じていること、 生まれてから10年以上を魔法力の存在を知らずに過ごしていたため、日常生活を送る上で問題はないこと、 そういったことを訥々と語る。 そこまでを聞いて、横に控えていた坂本が声をかけた。 坂本「それで、その能力はどれくらいの距離を知覚できるんだ?10数メートル程度なら戦場ではほぼ役に立たないと思うが…」 僕「長時間の戦闘を前提とするなら周辺1kmほどが限界ですね。 魔法力の消費を考えなければ、索敵半径は最大10kmほどまでは伸ばせます。 ですが、それも全方位への知覚を前提とした場合で、一方向に絞れば知覚可能距離は倍くらいにはなると思います。 まぁナイトウィッチに比べればたいした距離じゃないですけどね。」 最大20キロ先までの空間知覚が可能。確かにナイトウォッチの魔導針による索敵距離には到底及ばないが、 気軽に言われるその途方も無い数字に、そこにいる全員が驚愕した。 僕「まぁピンとこない人もいるかと思うんで…」 と周囲を見渡していたが、何かに気づいたかのように視線を止めた。 ちょうどその目の先にはペリーヌ、そしてその後ろに 興味がなさそうにタロットカードをいじっているエイラと熟睡しているサーニャがいる。 彼の視線につられて全員がそちらを見た。さすがにエイラもそれに気づく。 エイラ「ん?どうしタ?」 僕「それタロットですよね?テーブルに何枚か伏せてもらえますか?」 遠目に手に持ってるものをあっさり当てられたことに少し驚きつつも、 とりあえず指示に従い、適当にシャッフルして三枚ほど伏せる。 エイラ「それでどうするんダ?」 僕「今から順番にカードの中身を当てます」 その言葉に皆が息を呑んだ。どう見ても中身は見えていなかったし、 確かにこれで中身を当てるようなその魔法は間違いないだろう。 僕「じゃあ行きますね。貴女から見て左のカードから、太陽のカードです」 指示通りエイラが左のカードを開くと、彼の言うとおり太陽のカードが現れた。 エイラ「せ、正解ダ…」 エイラがそう言うと遠巻きに見ていた他のメンバーからもどよめきが起こる。 しかし、彼のカード当てはまだ続く。 僕「真ん中のカードは隠者、そして右のカードは…塔ですか。あんまり良いカードじゃないですね。」 順番にカードをひらくと、残りの二枚も彼の言うとおりのカードであった。 シャーリー「へー!すごいなぁ!!」 ルッキーニ「すっげー!」 何人かからは賞賛の声が上がり、最初は少し胡散臭そうな顔をしていた者、 特にペリーヌも素直に驚いていた。 しかしそのとき、ハルトマンが何かに気づいたように手を上げた。 ハルトマン「ねぇねぇ!もしかしてその能力ってお風呂覗いたりもできるんじゃない!?」 すかさず一人が反応した。ダンッと机をたたきながら立ち上がる。 エイラ「何ダト!?サーニャの裸を見たら許さないからナ!!」 その声に少し戸惑うように彼が答える。 僕「まぁ出来るかできないかで言ったら出来ますけど… えーと…正直覗きっていう行いがイマイチピンと来ないんですよね。 男だと女性の体を見たいって思うのが普通なんでしょうか?」 その言葉に、皆が口を閉ざした。しかし彼は更に続ける。 僕「でも、皆さんもプライバシーがあるでしょうし、基地内では許可があった時以外 この目を使わないことを約束します。口約束じゃ信用できないなら誓約書等を用意してもらっても構いません。 さっきも言ったように、日常生活を送るのにそれほど支障はないので。」 ミーナ「わかったわ。それに関しては貴方を信用します。皆さん、いいですね?」 ミーナのその言葉に特に異論は上がらなかった。生まれつき目が見えない、という事実がいい方向に働いたようだ。 しかし、 僕「あ、でもさっき偶然見えちゃったんですけど、なんかあっちの方にゴミ置き場の隣に ベッドや家具がある部屋がありましたけど、あれはなんですか?物置かなんかですか?」 と隊員の私室がある棟の方を指さす。おおよそであるが、それはバルクホルンとハルトマンの部屋の方を指しているように見える。 宮藤、リーネなどは何か地雷を踏んだかのように俯いてしまった。 バルクホルン「…残念だが。」 バルクホルンがプルプルと震えながら声を出す。 僕「え…?」 バルクホルン「それは私とハルトマンの部屋だ!!!勝手に覗くな!」 僕「え!?あ、すいません!」 そんな様子をシャーリーとルッキーニ、さらに、 何故か当人であるはずのハルトマンが指をさしながら爆笑していた。 第二話へ
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/330.html
83 :復讐の俺か。面白そうだな[sage]:2010/09/30(木) 23 39 47.07 ID dU6sSSX30 昨晩のことが色々と引っかかって、結局あまり眠れなかった。 とりあえず着替えてから部屋を出る。 宮藤「あ、俺さん!」 ブリーフィングルームへ行くと、約一名を除いた全員が集まっていた。 宮藤「これから買出しに行くんですけど、何か欲しいものありますか?」 俺「欲しいもの、か・・・・・・」 すぐに頭に浮かんだのはコーヒーをドリップするための器具一式だが、 そんなことをする暇はないだろうし、値段も張るだろうからやめておいた。 俺「インスタントコーヒーをお願いしようかな。種類とかは適当でいいよ」 宮藤「わかりました。インスタントコーヒーですね」 84 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 23 42 19.48 ID dU6sSSX30 買出し組を見送った後、 ミーナ「美緒と俺さんとサーニャさんは執務室に来てくれるかしら」 名前を呼ばれていない隊員は、何かあったのかと疑問の視線をこちらに向けている。 一方、呼ばれた三人は何の話をするのか、言われなくてもわかっているだろう。 リーネ「何かあったんでしょうか・・・・・・」 ペリーヌ「知ったことじゃありませんわ・・・・・・」 エイラ(サーニャ・・・・・・) バルクホルン「・・・・・・」 俺(坂本少佐には既に知らされたのか・・・・・・) 85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/30(木) 23 42 37.13 ID SgqBR8gY0 眠い支援 86 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 23 45 01.06 ID dU6sSSX30 ミーナ「まず、私があなたたちを呼び出した理由はわかりますね?」 その言葉に、三人とも無言で頷く。 ミーナ「・・・・・・、昨晩のネウロイの件ですが、各地軍部に連絡を取ってみましたが、 やはりレーダーに異常はなかったとのことです」 ミーナ「そこでもう一度問いますが、リトヴャク中尉」 サーニャ「は、はいっ」 サーニャさん、とは呼ばなかったことから、事の重大さが伝わってくる。 ミーナ「本当に、気付かなかったんですね?」 言い換えれば、任務をサボった訳ではないのか、ということだろう。 サーニャ「はい・・・・・・気付きませんでした・・・・・・」 坂本「ほぼ確定・・・・・・か」 87 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 23 48 00.49 ID dU6sSSX30 ミーナ「・・・・・・ネウロイが進化を続けているのは分かってはいたけど」 ミーナ「今回はどう対処すればいいのか・・・・・・わからないわ」 美緒「軍のレーダーは頼れず、サーニャの能力にも頼れず、ただ頼れるのは俺少佐のみ・・・・・・か」 その言葉に、サーニャさんは申し訳なさそうな表情を浮かべた。 それが事実であるのだから、どうすることもできない。 ミーナ「だからといって、俺少佐だけでどうにかなる問題でもない・・・・・・」 俺「・・・・・・」 ミーナ「考えるだけで頭が痛くなるわ・・・・・・」 サーニャさんは今にも泣き出してしまいそうな顔をしている。 責任など誰にもなく、仕方ないといえば片付いてしまうことだが、放っておくことはできない。 我々の敵は本当に、厄介なことをしでかしてくれた。 88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/30(木) 23 48 35.06 ID 6LfdTnxW0 支援 89 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 23 51 01.79 ID dU6sSSX30 部屋に訪れた沈黙が、無線機からのノイズが混じった音で破られた。 『・・・・・・求む。こちらシャーリー・・・・・・応答求む!繰り返す。こちら・・・・・・・・・・・・至急・・・・・・』 買出しに出ているイェーガー大尉からの連絡である。 ミーナ『こちらミーナです。そちらの状況は?』 ミーナ(予想が外れてくれれば嬉しいのだけれど・・・・・・) シャーリー『中佐か!急に・・・・・・にネウロイが・・・・・・・・・・・・こっちに気を・・・・・・街を・・・・・・精一杯だ!』 ミーナ『わかりました。至急応援に向かいます。それまでなんとか持ちこたえてください!』 ミーナ(そんなに甘くはないわよね・・・・・・) シャーリー『了解した!』 90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/30(木) 23 51 07.32 ID CDf+2ZW40 小説の中の俺は大抵、エースだな 91 : 90一応エースというより脇役っぽくすることを心がけてる[sage]:2010/09/30(木) 23 54 03.57 ID dU6sSSX30 ミーナ「どうやら考える時間は与えてくれないようね」 坂本「やれやれだな・・・・・・」 ミーナ『総員!大至急出撃準備!!』 いきなりの出撃命令に驚かなかったものはいないであろう。 いるとすれば、この事態を予想していた者と、ただの間抜けな者である。 ミーナ『サーニャさん、ネウロイの捕捉は?』 サーニャ『っ・・・・・・駄目です』 ミーナ『そう・・・・・・』 ミーナ(やはり今回も・・・・・・) 92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/30(木) 23 55 41.70 ID 3pcC1D8SP 支援 93 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 23 57 01.77 ID dU6sSSX30 エイラ「サーニャ・・・・・・どうしたンダ?何かあったのカ?」 サーニャ「ううん、なんでもないのよ、エイラ」 エイラ「そ、ソウカ・・・・・・」 エイラ(私じゃ・・・・・・頼りないのカ・・・・・・?) 俺『こちらナイトフォグ、ネウロイを捕捉した。方位070、高度およそ3000、 ラロス級、いや、ラロス改が4、ケファラス級が1の戦爆連合が5個』 俺『早く行かないと、ローマにいる三人が危ないかもしれない』 ミーナ『っ、急ぎましょう!!』 一同『了解!!』 94 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/01(金) 00 00 19.08 ID UHixO2zE0 シャーリー「ッチィ!!大丈夫かっ!!ルッキーニ!!」 ルッキーニ「うぅっ、まだ・・・・・・絶対に・・・・・・ローマの街は、絶対守るんだもん!!」 シャーリー「もう少しだ!!もう少しで皆が来る!!それまで持ちこたえろ!!」 宮藤「はいっ!!」 シャーリー(でも、そろそろやばいぞ・・・・・・多分、二人も) シャーリー(この数は三人じゃ受け止めきれない!) 宮藤「あっ、シャーリーさん!!後ろ!!!」 シャーリー「なっ、しまっ・・・・・・」 シャーリー(間に合わないっ・・・・・・) 95 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/01(金) 00 03 00.67 ID UHixO2zE0 バルクホルン「・・・・・・どうやら、間に合ったようだな」 シャーリー「バルクホルン・・・・・・」 ミーナ『トゥルーデとエーリカは右!リーネさん、ペリーヌさんは左! 俺さん、サーニャさん、エイラさんは上!私と坂本少佐は正面を叩きます!』 一同『了解!!』 エーリカ「行くよトゥルーデ!!」 バルクホルン「ああ!!」 ペリーヌ「行きますわよ!!」 リーネ「はい!!」 俺「行きますよ!!」 エイラ「言われなくてもワカッテるヨ!!」 サーニャ「っ・・・・・・」 96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/01(金) 00 04 49.87 ID UFYjCoAe0 ロマーニャの中にローマって街があるのか それとも逆か 97 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/01(金) 00 06 05.23 ID dU6sSSX30 ミーナ『宮藤さん、シャーリーさん、ルッキーニさんは基地に退避して!後は私たちに任せて!!』 シャーリー『そうさせてもらうよ、中佐』 宮藤『はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・』 ルッキーニ『絶対に・・・・・・、この街を・・・・・・守ってね・・・・・・』 ミーナ『ええ・・・・・・守ってみせるわ』 坂本「行くぞっ!!」 ミーナ「行きましょう!!」 98 :喉 ◆NODO.2x7/2 []:2010/10/01(金) 00 07 47.78 ID 1qPuOjR50 BE 3084192768-2BP(2272) sssp //img.2ch.net/ico/jisakujien_3.gif 96 それであってるよ ロマーニャ公国にローマの街がある 99 : 96 ロマーニャの中にローマがあります[sage]:2010/10/01(金) 00 08 53.38 ID UHixO2zE0 俺「俺が突っ込みますっ。二人は援護をお願いします!!」 エイラ「ソンナこと言って、一人でオイシイとこ持っていこうとしてるんダロ?そうはさせないからナ!!」 俺「ユーティライネン中尉っ」 エイラ「エイラでいい!!」 俺(どっちが上官なんだか) サーニャ「私が援護します!!」 エイラ「ヨシッ・・・・・・行くゾっ!!!」 俺「言われなくても!!」 100 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/01(金) 00 12 00.19 ID UHixO2zE0 一気に加速し、ケファラスへと突っ込む。 ラロス改が前に出てきたところで、すかさず側面に回り、MG42を構え、7.92mm弾を撃ち込む。 俺(やはり防弾装甲でなかなか削れない・・・・・・) 速度を緩めることなく、そのままラロス改の背後へ回る。 今度は同時に二丁構え、倍の量の弾を撃ち込む。 俺(まず一機・・・・・・) 続いて、こちらを向いているラロス改へと狙いを定め、撃つ。 エイラ「なかなかやるじゃナイカ!!」 エイラも、二機のラロス改を片付けたところだった。 俺「そっちこそ!!」 サーニャ「二人とも!!前から来てる!!」 101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/01(金) 00 14 27.72 ID Bmr5/RQH0 思ったんだけどラロス改とか1945年だとかなり旧式じゃねー? 102 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/01(金) 00 15 00.37 ID UHixO2zE0 俺「ご心配なく!!」 ケファラスが放ったビームをシールドで防ぐ。避けてしまえば街に被害が出るかも しれない。 20mmのロケット弾と、7.92mm弾がケファラスの装甲を削る。 俺「一気に行け!!」 エイラ「いちいち言わなくてもいいヨ!!」 エイラが引き金を引いたままケファラスの上へ回り、弾丸を浴びせ続け、 エイラ「よしっ・・・・・・」 俺「ミッションコンプリート、ってところか」 サーニャ「すごいわ、エイラ。俺さんも」 103 :喉 ◆NODO.2x7/2 []:2010/10/01(金) 00 16 33.59 ID 1qPuOjR50 BE 257016522-2BP(2272) sssp //img.2ch.net/ico/jisakujien_3.gif 細かいとこは気にするな 104 : 101 アニメしか見てない俺が無理に使った結果が(ry[sage]:2010/10/01(金) 00 17 24.40 ID UHixO2zE0 バルクホルン『こちらバルクホルン、こっちは片付いた』 ペリーヌ『こちら青の一番、ネウロイを撃破いたしました』 男『こちらナイトフォグ、ネウロイを撃破しました』 ミーナ『こっちも片付いたわ。皆さんお疲れ様。幸い、街に被害はないようね』 ミーナ『これより、基地に帰還します』 一同『了解!』 そしてそのまま、基地に戻ろうとした瞬間――― 男『っ!!まだだ!!新たなネウロイを捕捉!!方位160、数は・・・・・・全体でおよ そ50!!』 105 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/01(金) 00 19 35.33 ID UHixO2zE0 ミーナ『なんですって!?』 坂本『皆、魔法力は残っているか!?』 バルクホルン『大丈夫だ!!まだ行ける!!』 ミーナ『無理はしないで!!他の部隊に至急応援を要請します!!』 俺『駄目だ!!間に合わない!!』 エーリカ『どうするミーナ!!私たちはまだ大丈夫だけど他の皆は!?」 リーネ『私たちも、まだ戦えます!!』 ミーナ『でも・・・・・・!』 俺『大丈夫です。ミーナ中佐。俺が行きます』 ミーナ『俺さんっ・・・・・・まさか』 106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/01(金) 00 20 17.49 ID nAOXNBT/0 男の娘ラノベがいまいちだった。うっぷんをこめて書き溜めよっと。そして支援する。 107 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/01(金) 00 22 35.41 ID UHixO2zE0 ミーナ『駄目よ!!魔法力を消耗した今の状態じゃ危険過ぎます!!』 俺『でも今やらないと街がやられますよ!!』 エイラ(一体・・・・・・なんナンダ?話が読めナイ・・・・・・) ミーナ『それでもっ・・・・・・』 俺『約束したでしょう!!絶対に街を守るって!!!』 ミーナ『っ・・・・・・』 ミーナ『・・・・・・わかりました』 坂本(・・・・・・) エーリカ「来た・・・・・・」 108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/01(金) 00 23 12.75 ID 8NPAinQT0 やったー俺の詳細な設定書けたよー 次回投下時に一緒に爆撃する 109 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/01(金) 00 25 13.63 ID UHixO2zE0 『これ』をやるのは、いつ以来だろうか。 俺(・・・・・・よし) 全神経を落ち着かせ、集中する。体を巡る魔法力を感じる。 ネウロイの位置や動きもはっきりとわかるようになってきた。 バルクホルン「・・・・・・?なんだ?何が起こっている?」 真っ暗闇の中に、光が点々と浮かび上がる。そこへ意識を集中させる。 リーネ「ネウロイが・・・・・・同士討ち・・・・・・?」 ただただ、集中する。 110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/01(金) 00 39 49.97 ID Rhd0rm8UP しえん 111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/01(金) 00 52 10.33 ID 0bxxAR0j0 しえん ttp //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1175468.jpg 112 :喉 ◆NODO.2x7/2 []:2010/10/01(金) 00 57 05.52 ID 1qPuOjR50 BE 2570160285-2BP(2272) sssp //img.2ch.net/ico/jisakujien_3.gif 誰も居ないようならちょっとずつ投下するけど 113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/01(金) 00 58 01.33 ID 8NPAinQT0 いいんじゃないかな 114 :さるった[sage]:2010/10/01(金) 01 00 26.16 ID 5jlnJRVK0 ―――何も、見えない。 エイラ「な、なんナンダ?コレは・・・・・・」 ―――何も、聞こえない。 サーニャ「―――!―――!!」 ――――――何も、感じない。 第二部 終 ナイトウィッチ 第三部へ続く
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/1412.html
俺「さて、昨日の夜にやるかと言って、午前中にアンケートをとった小ネタの時間になりました! 進めていくのは俺と」 伯爵「やあ、(女の子は)みんな大好きヴァルトルート・クルピンスキーだよ。ウィッチのことなら、なんでも聞いてよ」 俺「……なんで伯爵なの? 俺、ロスマン先生にお願いしなかったっけ?」 伯爵「ひどいなー、ボクたち友達だろう?」 俺「え、友達? 誰と? 誰が?」 伯爵「知らなかったのかい?」 俺「全く存じません」 伯爵「じゃあ、恋人かも」 俺「なんで深くなるんだよ!」 伯爵「あはは、やっぱり悪友ってところだよねボクたち」 俺「……もうそれでいい。で、なんで伯爵がここにいるの?」 伯爵「ふふっ。だって、501以外の世界のウィッチを紹介するんだろう? 女の子の話ならボクの出番じゃないか」 俺「まあ、そうだが……でも伯爵、今回紹介するウィッチは知らないだろ?」 伯爵「ハンナの従卒やってるマティルダ君でしょ? もちろん知ってるさ!」 俺「なんでだ知ってんだ、おまえアフリカ行ったことないだろおい」 伯爵「だってハンナはかわいいかわいいボクの部下だったんだ。砂漠なんかに送られて寂しがって泣いてないか見に行くくらいするよ」 俺「マルセイユが、寂しがって泣く……?」 伯爵「実際はさっさと帰れとか言われちゃったんだけどね」 俺「あ、やっぱりか」 伯爵「ま、彼女なりの照れ隠しだよね、あれ」 俺「それは100%ねーから。つーかそんな時間いつあったんだよ」 伯爵「ボクの辞書に、不可能って文字はないんだ」 俺「そりゃただの落丁……っていかん、伯爵のペースに巻き込まれたら雑談だけで話が終わる」 伯爵「ひどいなぁ。ボクはいつも通りにやってるだけなのに」 俺「はいはいそうだな普段どおり予測不能だよ。まあいい、とりあえずさっさと本題に入るぞ。今日のウィッチは、さっきも言ったが今のところ唯一のアフリカ出身ウィッチのマティルダさんだ」 伯爵「ハンナの従卒だけど、ボディーガードとかバーや彼女の個室の管理もしてるね。ハンナの部屋にはボクも入れてくれなかったよ」 俺「そのお姿や今回では紹介しきれない情報はフミカネ氏のサイトで確認してくれ」 伯爵「マティルダ君は、ほんとハンナをかいがいしくサポートするね」 俺「鷲の化身を探せってお告げで一族から別れた程だから相当マルセイユを慕ってるだろうな」 伯爵「でも、あの一途なところがいいね。口数少なくハンナの影にいつも控えて、言葉を挟むことなく主を支える。男の子じゃなくても、憧れちゃうんじゃないかな?」 俺「うん、否定はしない」 伯爵「しかも彼女はジョーク好きで、どこかいつも余裕を持った感じがするね。アフリカの広い大地みたいな器って言うのかな?」 俺「凄く完璧超人のように思えるけど、高所恐怖症なんだろ?」 伯爵「みたいだね。でも、魅力を損なう要因にはならないよ」 俺「空飛ぼうよと誘われて必死に否定するマティルダさん……イイ!」 伯爵「いつもの余裕がなくなってるギャップがミソなんだね。バルクホルンの魅力の一つが堅物さと優しさの二律背反なように、完璧さの裏にある弱さってのもたまらないね」 俺「たまらんな」 伯爵「たまらないと言えば、ボクは彼女の肌がたまらないよ」 俺「またいきなり飛ぶね」 伯爵「あの黒い肌、どうしても目がいってしまうあの色が魅力的だよ」 俺「……この前は、白い肌を褒めてなかったか?」 伯爵「エディータとかの真っ白な肌は繊細さを醸し出す。ナオちゃんとかの黄色い肌は太陽みたいな健康的な元気さが感じられるね。そしてマティルダ君の黒い肌は力強さと生命力が瑞々しい。これはボクの持論でしかないけど、どんな色の肌にも魅力はあるんだよ?」 俺「さすがだわあんたまじ淑女」 伯爵「まあね。これでも伯爵って呼ばれてるからね」 俺「中型おっぱい派の俺としてはあの程よいサイズの胸も一押しだな」 伯爵「へー、あのサイズが好きなんだ」 俺「巨乳には圧倒的インパクト、貧乳にはつぼみのような可憐さがあるから、俺の好みではあるが、とにかく体全体との曲線的バランスを俺は重視するし、マティルダさんは素晴らしい!」 伯爵「うんうんわかるなぁ。あの張りのありそうな全身にこう手を這わせたくなるよね」 俺「あの黒い肌って、より全身が引き締まって見えるし、動物的なというか野性的なというかこう理性とか超越した本能的な官能美が醸されてる!」 伯爵「なんか、目がケダモノだよ……?」 俺「あと、あのYシャツ一枚の格好とのコラボレーションは男の夢と言って過言じゃない!!」 伯爵「水をかけたいね」 俺「かけたいな。透けて欲しい」 伯爵「避けられたけどね」 俺「実行したのかよ!!」 伯爵「うん、しかも水を無駄にするなって怒られた」 俺「馬鹿すぎる。だが、その自らに正直な姿勢は嫌いじゃない」 伯爵「お褒めに預かり光栄だ」 俺「惜しむのは成功しなかったことか」 伯爵「そうだね。彼女、ものすごい身体能力だったよ」 俺「だろうな。生身でも魔法を使ってるんじゃないかってくらいものすごいが、スリング投石で小型ネウロイなんか木っ端微塵とか半端ない。なんでも普通のウィッチとは違う魔法体系に属してるらしい」 伯爵「実に、残念だ」 俺「ああ、前線でも余裕で通用するこれほどの戦力が従卒で、軍属じゃないのは確かに残念d――」 伯爵「魔法行使に使い魔を使わないってのは残念だよ」 俺「あ、そっちすか……」 伯爵「だって、使い魔の耳とか尻尾が生えた姿だって見たいじゃないか。君だって見たいだろ?」 俺「そう言われると……見たいな」 伯爵「だよねえ。それにハンナもフラウもニパ君もナオちゃんも熊さんも他のみんなも、尻尾撫でた時の手触り最高だから余計残念だよ」 俺「……うらやましい」 伯爵「触りたいなら、君も触ればいいんじゃない?」 俺「同性の伯爵はともかく、俺がやったら殺される。生きてても痴漢でぱくられる」 伯爵「日ごろの行いの差ってことかな?」 俺「それは俺が圧倒的に勝ってる自信がある」 伯爵「やだなぁ、ボクこんなに真面目ちゃんなのに」 俺「変な方向に真面目であることは認めるが、一般的な真面目では絶対にない!」 伯爵「同じようなこと、もう他に三人から聞いたなぁ」 俺「そりゃ、伯爵知ってる人ならみんなそう思ってるさ」 伯爵「でも、ほとんど初対面だったのにストームウィッチーズ隊長のおケイさんにも言われたよ?」 俺「さすがおケイさん人を見る目がある。伯爵の人柄を一発で見抜くとは」 伯爵「でも彼女酷いんだよ? ちょっと後輩で元部下のところへ遊びに来ただけだってのに怒ってさ。せっかく美人なのにあれは歳だね、まあボクの守備範囲的には無問題だけど」 俺「おケイさんはBBAじゃねえぞおい!」 伯爵「しかも、それを伝え聞いたロンメル将軍に呼び出されちゃったんだよ」 俺「ちょ、おま、どんだけ問題起こしてるんだよ!!」 伯爵「ま、ちょっと腕組んで胸当てながらお願いしたらパットン将軍が許してくれたけどね」 俺「パットンおやじぃぃぃぃぃ! うらやまもとんけしからん!!」 伯爵「言ってくれれば、君にもやってあげていいよ?」 俺「え? まじ?」 伯爵「うん。ボクのお願い一つ聞いてくれるならね」 俺「はははなんだそんなことか。なんなりとお申し付けくださいませ!!」 伯爵「ありがと。それじゃあさ……」 俺「うんうん」 伯爵「熊さんには、君がボクを無理やり連れてきたってことにしといて」 俺「…………え?」 伯爵「いやー、助かったなー。きっと一晩耐久正座だ。頑張ってね、お・れ♪」 俺「Oh……」 ページ先頭へ
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/2286.html
俺「今日こそ揉ませてください」 気持ちの良い朝日に包まれる食堂で、俺はニパの前で土下座をしていた。 ニッカ「え、今日は何?」 ニパは怯えた様子で言うが俺は無視した。 そして心の中でほくそ笑み、今にも飛びだしそうな全身を抑えるのに労力を捧げていた。 無理矢理揉もうとするから拒まれるのだ。 扶桑最上級の礼を持って接すれば、俺は合法的にニパの胸を揉めて、誰からも非難を受けない。 我ながら完璧な作戦だった。 この間雪山サバイバルを教えてくれたロスマン先生に見せてやりたいくらいだった。 菅野「またやってるよ」 下原「今日は三つ指ですか…気持ちは分かりますけど」 クルピン「ワオ、定ちゃん大胆だねぇ」 ロスマン「冗談は頭だけで結構よ伯爵」 クルピン「やだな先生。箸で叩くのは作法がなってないよ?」 ニッカ「カンノ助けて…」 そう言ってニパは潤んだ目でナオちゃんを見る。 ちらちらとこちらをうかがう目にあらぬほどの興奮を覚え、 俺「俺は君の胸を揉むためだったら命を掛けてもいい!!」 思わず土下座を解いてニパの手を握り締めた。 あきらめたような感じの雰囲気にまたもや興奮し、早速我慢の限界に達して俺は一気に胸の内をブチ撒けてしまった。 俺「君が胸を揉ませてくれるなら、俺はツンドラの大地に素っ裸で落とされてもいい! 揉むためだったら一日を過ごす事も、君への愛を叫び続ける事だって出来る!!」 ニッカ「ッ―――大尉ーー!!!」 ニパは半分本気で叫んでいた。 すると偶然寝坊をしてきた熊さんに俺は一瞬にして首をつかまれ そのまま引きずられてしまった。 そんなに叫ぶほど嬉しかったなんて。照れるなよ。 ◇ サーシャ「磨き残しがあったら正座で一晩明かして貰いますからね」 俺「そんな、ご褒美ですよ」 照れながら言うといきなりスパナが飛んできた。 そしてそのまま俺の後頭部に当たった。まるで雷に打たれた様な痛みに俺は鼻血を出してしまった。 俺「いっぁふッ痛い!熊さんすごく痛い!!」 サーシャ「知りません!」 なんと無茶苦茶な人なんだと逆に感動を覚えるくらいだった。 格納庫には俺と熊さんとブレイクウィッチーズのストライカーユニット。 かなりの頻度で届くらしく、補給班の軍人は諦めたように笑っていた。 サーシャ「この子も不備はありませんね」 俺「点検とかは整備班の仕事じゃないですか」 サーシャ「…これはおまじないです」 俺「じゃあ、ひょっとして今まで全部やってきたんですか?」 疑問のままに聞いてみると、熊さんは頷いた。 しばらく二人無言でストライカーを磨いていると熊さんが振り向き、 サーシャ「それに、好きでやっている事ですから」 そう言って頬を染めて笑った。 無性に抱きしめてやりたくなり手を伸ばしかけた所で丁度良くお昼のラッパが響いた。 サーシャ「あ、俺さんお昼を作らないと!」 俺「今日は下原さんがやってくれますから。それより熊さん」 サーシャ「なんでしょう?」 俺「お昼にしましょう」 手早くござを敷いて熊さんを座らせ、紅茶を淹れてやる。 おまじないは完了していないが、朝食を食べ損ねた熊さんにはちょうどいいだろう。 もうとか、お仕置きとか言いながら熊さんも心なしか嬉しそうな顔をしている。 サーシャ「サンドウィッチですか」 俺「ええ。昨日のローストビーフが余ってましたから」 納得したように頷くと、熊さんはそのままサンドウィッチを食べる。 厚切りの軽く焼いたパンにローストビーフと戻し野菜。砕いた胡椒がアクセント。 サーシャ「おいしい…やっぱり料理はお上手ですね」 と言うので調子に乗って 俺「でしょう?」 腕を組むと、さすがに怒られた。 少しは言い返せと言われても、熊さんの言葉に嬉しくない事なんてないです。 と返したらまたスパナで殴られた。痛い。 俺「っつぅ………」 サーシャ「まったく…でもどうして戻し野菜なんですか?」 俺「パイロットの友人から教えてもらったんです。それに戻し野菜の方が味付けが楽なので」 サーシャ「…確かにそうですけど」 俺「たまには軍隊らしいのもいいじゃないですか」 もし彼女たちがもっと先にあるほったて小屋で戦うようになっても、俺はそこには行けないのだ。 行く資格も無ければ権利も無いのだから。 そうなれば彼女たちが食べるのは缶詰や乾パンとかの、味気のないものになるだろう。 いやいや食べるよりは、前もこんなの食べたなと思った方がましに決まってる。 俺「俺が作った料理じゃなくても好き嫌いしないでくださいね」 考えていると、あまりの屈辱に悔しくて泣きそうになった。 戦闘が激しくなったら彼女たちは馬車馬のように働くのだ。そしてご飯は軍人たちと同じ男らしい泥味の食物。 栄養とか衛生、見た目…きっと噛んだらじゃりじゃりするのだ。 鼻がツンとして涙が出てきた。 しかし何とか体裁を保ち「何でもないです忘れてください」と繕うが涙は隠せず、 どうしようもなくなって立ち上がると、グッとエプロンの裾を曳かれてシートに落ちた。 尾てい骨のあまりの痛みに叫びそうになっていると 熊さんが俺の手を握った。 ハッとして彼女の顔を見ると、微笑みながら俺の頬に手を添えた。 サーシャ「変なことを考えてないで、おいしいものを作ってください」 俺は泣いた。 どうしていいかよく分からなかったが、それしか残されていなかったように思う。 どさくさに紛れて熊さんを抱きしめてしまったが、その日は何もされなかった。 嬉しいはずなのに涙は止まらなかった。 ページ先頭へ